常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者の方が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

2017年の記事一覧

プロジェクトメンバーによる活動報告
大崎上島東原下地区の高齢者サロンを訪問!

11月25日、瀬戸内イキイキプロジェクトのメンバー15人で、大崎上島の東原下サロンを訪問しました。会場の東原下サロンには23人の方が参加してくださいました。
今回の活動目標は、
1)高齢者の加齢による変化を考慮し、対象者に合わせたコミュニケーションをとることができる。
2)高齢者が健康チェックを通して自身の健康状態を把握し、健康に関する意識を高めることができる。
3)高齢者が転倒予防や骨を強化する食事に関して理解を深めることができる。
の3つでした。

 

当日は、安芸津港からフェリーに乗り大崎上島の大西港に到着し、東原下サロンへ向かいました。サロンに到着すると、ご飯のいい匂いとともにたくさんの笑顔で迎えてくださいました。

 

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最初に行った健康チェックでは、看護学科の2~4年が血圧測定と脈拍測定、1年が動脈血中の酸素量を示すSpO2の測定を行いました。

 

健康チェックの様子

健康チェックの様子

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健康チェック終了後、島のお母さんたちが作ってくださったご飯をいただきました。特に炊き込みご飯は地元で採れた新鮮な食材を使っていてとても美味しく、メンバーのみんなもおかわりしていました。

 

ポークピカタや炊き込みご飯、素麺のお汁などが並ぶ昼食

ポークピカタや炊き込みご飯、素麺のお汁などが並ぶ昼食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会食を済ませた後は、皆さんと転倒予防について勉強しました。簡単にできる体操法や、その日からできる転倒対策など、身近な転倒を予防できるように実施しました。

 

手作りの紙芝居を用いての発表

手作りの紙芝居を用いての発表

 
インタビューをしている様子

インタビューをしている様子

 

転倒予防運動の様子

転倒予防運動の様子

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勉強終了後、参加者の方から、「わかりやすく、参考になった」「とても楽しめた」などの感想をいただき、私たちメンバーも参加者の方々とたくさんお話ができとても充実した活動となりました。

 

また、帰り際には「とても素晴らしかったです、また来てください」と何度も何度も涙を流しながら言ってくださる方や、ハグをしてくださる方がいて島の温かさを肌で感じることができました。

 

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活動終了後は大崎上島を観光。神峰山の山頂へ行きました。山頂からの眺めはとてもよく、みんなのシャッター音が聞こえてきました。

 

神峰山にて集合写真

神峰山にて集合写真

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その後、島内唯一の温泉宿・清風館でお土産を購入しました。また、時間帯によっては売り切れるほど人気の一正堂のレモンケーキも購入でき、みんな笑顔でフェリーに乗り込みました。

 

今回の活動は、初めてサロンに行くメンバーも多く、不安なところもありましたが、参加者の方たちの優しさのおかげで徐々に緊張もほぐれ、メンバー1人1人が参加者と積極的にコミュニケーションをとることができ、とても良い交流ができたと思います。今後も知識を深めて、島の方々が生き生きと暮らすお手伝いができるよう活動を続けていきます。

 

また、東原下の皆さんにお会いできる機会を楽しみにしています。

 

【記事作成】
大西美生(看護学科2年)
松井大河(医療栄養学科1年)

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