2016.11.25 / 地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト
大崎上島のお祭り「オキウラマルシェ」にブース出展
11月13日、東広島の安芸津港からフェリーで30分、
瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の沖浦港前広場で、
島内外から人々が集い賑わう物販イベント「オキウラマルシェ」が開催され、
本学看護学科や医療栄養学科による学生団体
「瀬戸内イキイキプロジェクト」がブースを出展しました。
同プロジェクトは、少子高齢化が進む瀬戸内の島を活性化させようと、
2014年から大崎上島を舞台に活動を始めた取り組みです。
現在、県内の島々にも訪問エリアを広げており、
高齢者サロンで島の人たちと交流を深めながら、
健康に役立つさまざまな活動を続けています。
今回の出展ブースでは、プロジェクトのサロン活動で行っている、
健康チェックや脱水・転倒予防教育のノウハウを生かした企画を実施。
血圧と脈拍、血中酸素濃度の測定を行い、
数値結果を平均値と比較したチェック表を来場者にお渡し、
健康状態に対する意識を高めてもらいました。
また、脱水予防に関連して、経口補水液とスポーツドリンクの飲み比べも実施。
パネルを使った説明や症状によって適した飲料についての解説など、
正しい知識を持つことの重要性を理解してもらいました。
さらに、医療栄養学科の学生が考案した、
転倒予防のために骨を強くする
「小松菜とひじきのごま油和え」のレシピも配布しました。
オキウラマルシェの実行委員で、島に住む當麻順子さんは、
「このイベントは、島を活性化させたいという思いから始まったイベントです。
大学生が子どもたちや高齢者など多くの島民と交流してもらえると活気が出ます」
と、プロジェクトのブース出展を歓迎します。
プロジェクトの学生にとってこの取り組みは、
日々の学びが地域社会に役立つことを実感できる場であり、
島の人たちとつながる場にもなっています。
今後もサロン活動と合わせて継続しながら、
共に島を盛り上げます。
広報室