学生と教員の距離が近く、国家試験や資格取得に向けて親身になってサポート
- 済生会熊本病院 診療放射線技師(診療放射線学科 2024年度卒業)
- 品川 美鈴

(1)広島国際大学診療放射線学科を選んだきっかけ、もしくは決め手はなんですか?
私が広島国際大学を選んだきっかけは、充実した教育環境が整っていると感じたからです。大学にはリニアックをはじめとする多くの医療機器が備わっており、現場に近い環境で学べることに魅力を感じました。また、国家試験の合格率も高く、国家試験対策にも力を入れている点にも魅力を感じました。さらに、大学には様々な医療職の学科があり、他学科と連携した授業もあるため、チーム医療を身近に感じられ、現場に出たときに役に立つと考え、広島国際大学を選びました。
(2)現在、ご担当されている業務とその仕事を選んだ理由をお教えください。
現在は主にアンギオ業務を担当しており、血管造影検査やカテーテル治療の撮影を行っています。医師をはじめとする他職種の方と密に連携をとりながら、撮影条件などを調整し、診断や治療に最適な画像を提供することを心掛けています。緊急症例も多く、常に緊張感のある現場ですが、治療の成功に貢献できるこの業務は、とてもやりがいのある業務だと思っています。
(3)広島国際大学診療放射線学科で受講した授業のうち、思い出のある授業は何ですか?
臨床実習Ⅰ
学内にある実際の医療機器を使って検査の流れや撮影技術を体験でき、座学では得られない実践的な学びができたことが印象的に残っているからです。また、撮影のポジショニングなど、先生が丁寧に指導してくださり、知識や技術を深めることができました。また、学生同士で患者役と技師役を交代しながら学ぶことで、患者接遇の重要性も実感しました。
(4)学生時代を振り返って広島国際大学診療放射線学科の魅力はどんなところにあると思いますか?
広島国際大学の魅力は、学生と教員の距離が近く、国家試験や資格取得に向けて親身になってサポートしてくださるところだと思います。また、大学は自然豊かで落ち着いた場所にあり、勉強に集中しやすい環境でした。学生同士も仲が良く、レポートや学期末テスト、国家試験前などは、友人と勉強したり励まし合ったりすることで、乗り越えることができました。
(5)高校生の時に頑張っておいてよかった(頑張っておいた方がいい)と思われることがあれば、お教えください。
高校生の時に頑張っておいてよかったことは、基礎学力をしっかり身に付けたことです。
特に数学や物理などの基礎教科は、放射線物理学などの専門的な授業でも役に立ちました。(もちろん、高校で物理を選択していない人でも先生が優しく教えてくださいます。)診療放射線技師になるためには国家試験合格は必要不可欠なので、勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶ、などのメリハリのある習慣を身に付けておくといいと思います。