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卒業生たちの仕事
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救急救命学専攻

切磋琢磨できる仲間と助け合いながら学ぶことができる環境。

公益社団法人 日本海員掖済会 神戸掖済会病院 救急救命士(救急救命学専攻 2022年度卒業)
福田 健斗
切磋琢磨できる仲間と助け合いながら学ぶことができる環境。

Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)を選んだきっかけ、もしくは決め手はなんですか。

救急救命士国家試験合格率の高さと環境に恵まれた教育体制です。救急救命学専攻は2021年度から国家試験合格率3年連続100と高い合格率を保っています。高い合格率を出すことができるのは、学生が日々の勉学だけではなく学びを吸収をしやすい教育環境があるからだと考えます。最新の実習設備や資材が揃っており、また、過去に在籍した先輩達の経験が日々進化することにより、より良い教育環境になっていると思い入学しました。

 

Q.現在、ご担当されている業務とその仕事を選んだ理由をお教えください。

病院で救命士として働いています。救急車を使用した転院搬送や救急外来での診療の補助、院内外でのBLS※1やICLS※2インストラクターなど様々な業務を行っています。特に、救急外来での切迫している患者の観察・処置は、日々学びながらも医学的知識や経験を積める環境です。病院では多職種と情報共有や意見交換などを行うことも多いので、救命士として成長につながっていると思います。

※1 BLS ・・ 「 Basic Life Support 」の略語で、心肺停止または呼吸停止による一次救命処置
※2 ICLS ・・ 「 Immediate Cardiac Life Support 」の略語で、突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得する蘇生トレーニングコース。看護師や救急救命士など医療従事者向けの二次救命処置

 

Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)で受講した授業のうち、思い出のある授業は何ですか?

救急救命総合演習・実習

この授業では、各班で実習時に使用するシナリオを医学的根拠をもって考える授業です。シナリオに基づき、実施班が実演し、シナリオを作成した班が実施班を評価し、パワーポイントを使用してフィードバックを行います。分かりやすく実施班に評価結果を伝えなければならないため、相手に伝える能力やパワーポイントの作成や構成を考える力が身に付きます。
この授業を通して他人に伝える難しさや一つ一つの目的を知ることができました。

 

Q.学生時代を振り返って広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)の魅力はどんなところにあると思いますか?

学科内で切磋琢磨できる仲間が多い所です。国家試験対策の授業では自分がどれくらい理解できているのか、自分の成長を確認できる機会があります。自分が思っていたよりできていないと数字で見えた時には、友人などで声を掛け合って休日でも勉強に励んだ日々は、今となっては楽しい思い出となっています。この経験があったからこそ、就職後も医療現場で活かされる機会も多く、良い経験となっています。

 

Q.高校生の時に頑張っておいてよかった(頑張っておいた方がいい)と思われることがあれば、お教えください。(高校生にアドバイスをお願いします!)

自分で疑問に思ったことや興味があることをすぐに調べ、行動に移すことを心掛けてみてください。医療のみならず、今後の人生でいろいろな出会いや経験になり、自分自身の成長につながっていくと思います。本学の先生方はとても優しく、質問には、親身になって対応をしていただけました。「まあ、いいや」と流すのではなく、挑戦し続けてほしいです。

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