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卒業生たちの仕事
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救急救命学専攻

厳しい環境下で学べることが一番の魅力です

松山市消防局西消防署 救急救命士(救急救命学専攻 2019年度卒業)
加藤 駿太
厳しい環境下で学べることが一番の魅力です

Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)を選んだきっかけ、もしくは入学しようと思った決め手はなんですか?

高校生の時から、消防職員になりたいという目標があり、消防の業務内容を調べているうちに救急救命士という国家資格があることを知りました。広島国際大学では元消防職員の先生方に指導していただける点、シミュレーション室などの整った環境においてリアルな救急活動が行える点、公務員試験対策もできる点など、自分の目標を実現させるためのいちばんの近道だと確信したことが入学の決め手となりました。

また、専門性の高いこの分野を4年かけてしっかり学べる点についても魅力であり、自分の希望に合っていると思い、入学を決意しました。

 

Q.現在、ご担当されている業務とその仕事を選んだ理由をお教えください。

現在は、目標であった松山市消防局で救急隊として働いています。消防は、救急救命士という資格を最大限生かせる職種だと思い就職しました。消防の中でも特に救急隊は、市民の命にかかわる現場が多く、やりがいを感じています。また、命にかかわる仕事であるからこそ、非常に責任のある仕事でもあり、一人でも多くの人の命を繋ぐことができるように今でも自己研鑽に努めています。

 

Q.広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)で受講した授業のうち、思い出のある授業は何ですか?

救急救命総合演習・実習

救急隊活動の総合シミュレーション訓練を行うこの授業がいちばんの思い出です。出動指令から現場活動、医療機関選定までの一連の活動を先生方に評価してもらうこの授業 は、今でも救急活動のべースになっています。1年から3年までに学んだ知識・技術をフル活 用しながら観察・処置・判断をしなければならないため、毎回の予習・復習が必要であり、最も苦労した授業でもありました。授業以外での予習・復習を同期のみんなでフィードバックしたり、一緒に訓練したりする時間がたまらなく好きであり、一生の良い思い出です!

 

Q.学生時代を振り返って広島国際大学救急救命学科(救急救命学専攻)の魅力はどんなところにあると思いますか?

厳しい環境下で学べる点がいちばんの魅力だと思います。救急救命士は人の命にかかわる職種であるため、やりがいもありますが責任が重い仕事であることも事実です。現場を経験されている先生方に指導していただくことで、実際の現場の厳しさを学び、命を救うことは甘くないことを実感しました。厳しい環境下に身を置き、4年間学ぶことで、社会人として働く準備ができ、即戦力として活躍できる人材になることができると思います。

 

Q.高校生の時に頑張っておいてよかった(頑張っておいた方がいい)と思われることがあれば、お教えください。

勉強、部活など何でもいいので目標達成に向かって頑張ることだと思います。私も決して成績の良い高校生ではありませんでしたが、好きなものに対しては真剣に取り組んでいたと思います。自分が将来どうなりたいのか、そのために何をしなければならないのか考え、行動すること、失敗したり嫌になったりしても最後までやり遂げる力があれば、どんな進路を選んだとしても成功できると思います。大学では、今まで勉強したことのない分野を勉強するので、将来それが役に立つはずです。

 

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