2011年11月17日

呉キャンパス大学祭Report.1「英語落語」

広島国際大学呉イングリッシュ部は、
10月にクローバー・プログラムとして『TEE Let’s 英語落語』寄席を実施しました。
部員の中から英語落語にも挑戦したい!との希望者6名が演者となり、
他の部員による寄席当日までのサポートもあり、
10月30日の呉学祭当日1時から3時までの大入り満員御礼!に至りました。
昨年度は同じ文部科学省大学教育・学生支援推進事業クローバー・プログラムで
『笑笑(らふらふ)亭寄席』として、
大阪よりけんぼうさんとちゃめ吉さんの2名のボランティア落語家を招待しました。
この時スタッフとして手伝った学生らが中心となって立ち上がったTEE(Team Enjoy English)のメンバーが、
今回は部活として、自らが演者になりプログラムを組みました。
今年度は、10月15日にけんぼうさんを講師として迎え、
「落語とは」の面白おかしい講演を聞き、その後丸一日みっちりとお弟子修行を行いました。
まずは、師匠の来られる何カ月も前に手にしたはずの原稿を覚えるのが大変で、
実は、2〜3週間、いえ、人によっては2〜3日の付け焼刃であることが、バレバレでした。
しかし、落語は一人何役も行うので、
舞台の上下(かみしも)を切る(首を左右に振る)角度の変化、声色(こわいろ)の変化、目線の角度変化、
また、お客さんのイマジネーションをうまくかきたてる工夫など、
原稿をうろ覚えではできない技が必要となることを身につけました。
その後、週2回の部活で顧問も含め、小道具も使いながら真剣かつお茶目な練習を重ね、
いよいよ当時の寄席を迎えました。
部員の家族の応援による揃いの半被を着て、多くの部員の協力で設置した松の舞台に上がり、
演者皆、あがりました(笑)!
しかし、15日の講習会とは打って変わって、しっかり会場からの笑いを取り、
何役もの切り替えが見事仕上がっていた、とのおほめの言葉もけんぼう師匠から頂くことができました。
TEEのTeamworkバンザアアアイHooray!
英語落語①.jpg
薬学部薬学科 教授 倉本 充子