2017年08月08日

科学の楽しさを体験してほしい
~薬学部教員・学生がサイエンスショー~

7月27日、中野公民館(広島市安芸区)で行われた「平成29年度こども科学教室 わくわくサイエンスショー」(主催:T&Tタウンファーマ株式会社)で、薬学部の教員と学生が科学に関する体験教室を実施しました。

池田潔教授らが子どもたちに楽しんでもらおうと準備したのは、指紋が紙に浮かび上がる手形と、ペパーミントやハッカなどの天然ハーブで作る虫除けスプレーです。

手形コーナーでは、手のひらを押し付けた紙に試薬をかけて、機械で熱を加えると指紋が浮かび上がる仕掛けを用意。何の変哲もない紙に自分の手形が浮かび上がる様子を、興味深そうに観察する子どもたちの姿がありました。虫除けスプレーコーナーでは、6種類の天然ハーブから子どもたちが好きな香りを選択。虫除けに必要な成分を配合して、自分だけのオリジナルスプレーを完成させました。手形はラミネートして、虫除けスプレーは小さな入れ物に入れて、一人ひとりが持ち帰って、自宅で楽しめるように工夫しました。

体験内容について解説する池田教授

熱で浮かび上がる手形を観察する子どもたち

一番好きな香りはどれ?

学生の補助で虫除け成分を配合

池田教授は最後の挨拶で、
「これを機に科学に興味を持ってもらえれば嬉しい」
と子どもたちに語り掛けていました。

広報室