2017年12月06日

子育て応援イベント「こども未来フェスタin黒瀬」を本学で初開催
~日々の学びを生かした学生の取り組みが充実~

11月19日、本学東広島キャンパスにて、“子育てするなら東広島”をスローガンに掲げる東広島市と、子育て応援イベント「こども未来フェスタin黒瀬」を開催しました。およそ1,300人と多くの来場があり、親子が一緒に学んで、遊んで、体験する1日となりました。

開会の挨拶行う藏田義雄東広島市長

黒瀬児童館 和太鼓クラブによる演奏で盛り上がる会場

同フェスタは、昨年、同市の西条駅近辺で開催されたイベントに続く第2回目で、本学では初開催になります。広域にわたる同市において、毎年会場を固定せずに各地域において実施することで、できるだけ多くの子育て世代を応援したいという思いに、同市黒瀬町にある本学が真っ先に応え実現しました。

メイン会場となった2号館8階に多彩なブースが並ぶ中、本学の学生も日々培ってきた専門知識や技術を生かしたブースを展開。義肢装具学専攻の学生は、足で踏んだ部分をインクで浮かび上がらせて、足裏にかかる力の配分を測定するフットプリンターを活用し、歩くときの体重のかけかたなど具体的なアドバイスを行いました。また医療福祉学科の学生は、レモングラス、ラベンダー、ゼラニウムと、3種類のアロマハンドマッサージで来場者を癒しました。

足裏の力配分の測定結果を基にアドバイスする学生

アロマの香りと対話で来場者にリラックス効果を

さらに3号館1階ではアダプテッド・スポーツ・クラブのメンバーが、東京パラリンピック公式競技のボッチャ体験会を実施。
アダプテッド・スポーツとは、子どもから高齢者、障害者まで幅広く楽しめるスポーツのことで、このスポーツの魅力を知ってもらおうと活動する同クラブが企画しました。目標の白球めがけて赤と青それぞれ6個の球を投げたり転がしたりして、目標球からの距離を競うボッチャは親子でも気軽に楽しめ、歓声を上げる姿がありました。

イベント全体の運営をサポートした心理学科の学生約50人は、会場内や駐車場、エレベーター前など各所に人員を配置し、最後まで安全な運営を実現しました。

ボッチャを一緒に楽しむ親子

受付から案内・誘導と学生スタッフが活躍

本学の学生は将来、専門職業人として健康・医療・福祉の分野で人々を支えていきます。今回、地域の親子に対して発揮した知識や技術は、学生にとって確かな手応えとなりました。

広報室