2014年12月09日

12月1日は「世界エイズデー」
ピアエデュケーター学生が学内でエイズに関する啓発活動を行いました。

世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、
エイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、
WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、
毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

本学は、この活動に賛同し、世界エイズデーキャンペーンを行っています。
10月の大学祭での予防啓発活動に続き、12月1日(金)に、
ピアエデュケーター学生が学内でエイズに関する啓発活動を行いました。

※ピアエデュケーターとは?・・・ピア(仲間)とエデュケート(伝える)を掛け合わせた言葉で、
 同じ年代の仲間に知識や考え方を伝える人。


↑東広島キャンパス1号館1階にエイズの現状を伝える掲示板を設置


↑ピアエデュケーター学生が、エイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示す「レッドリボン」とグッズを配付↑

啓発活動を通して学生たちは、「いのち」の重さと病に苦しむ人々がいることを理解していきます。

活動に参加した、医療技術学科臨床検査学専攻3年の池田祐一さんは、
「少しでもエイズのことを知ってもらいたいと思い活動しています。
皆さんには、自分達にできることは何か、命の大切さを考えてほしいと思っています。」
と話してくれました。

学内での活動を支援する保健室の山田章子先生は、
「エイズに苦しむ人々が世界にいること、
そして、20~30代の若者に感染者が増えており、身近に起こりうるということを学生に知って欲しいです。
正しい認識と知識を深めることは、これからの人生でも大きな意味を持つため、
自分の命を考え、大切な人を思いやる心をもてるように、引き続き学生の活動を支えていきたいです。」
と話してくれました。

世界に拡がるエイズの脅威。
これからもキャンペーンを続けることが、
「いのち」に携わる専門職業人を育てる大学の役割と言えます。

入試センター 広報係