2019年09月09日

広島スポーツをリードする5人のパネリストが高校生らにメッセージ

8月24日、東広島キャンパスで健康・スポーツ特別シンポジウム「広島スポーツの未来を考える~若き高校生諸君に期待する~」を開催しました。2020年4月に設置を予定している健康スポーツ学部開設に先立ち、さまざまな立場で広島のスポーツ界を牽引する5人のパネリストを招き、高校生を中心とした約100人の来場者とともに広島スポーツの未来を展望しました。

オープンキャンパスに合わせての開催で、多くの高校生が来場しました

「広島は昔から選手の育成に重きを置く指導者が多く、野球やサッカーをはじめ、地域に根差したプロチームが多い」と市原則之氏(日本トップリーグ連携機構専務理事)は広島にスポーツが文化として根付いていることを紹介しました。
広島で本格的なスポーツトレーニングを提供する米澤和洋氏(ATHER代表取締役、NSCA JAPAN副理事長、日本スキー連盟モーグルナショナルチームフィジカルコーチ)は、「アスリートがトップレベルの活躍をするためには、技術を磨くトレーニングに加えて、食事や睡眠を効果的に取れているかなど、トータルな支援が重要」と、広島スポーツのさらなる発展に必要な視点を示しました。
民秋清史氏(モルテン代表取締役社長 最高経営責任者)と田辺一球氏(スポーツコミュニケーションズ・ウエスト代表)は、スポーツビジネスにおけるグローバル化の重要性を強調。世界で使われている競技用ボールやホイッスルの製造会社の民秋氏は「日本を飛び出して活躍してほしい」と述べ、また世界各地のスポーツを記者として取材し、メディアで広島スポーツの魅力を伝え続ける田辺氏は「海外の知人を増やして視野を広げてみては」と語りました。
プロ野球選手として第一線で活躍してきた天谷宗一郎氏(RCC中国放送野球解説者、元広島東洋カープ選手)は最後に、「挑戦した結果、挫折してもいい。成功に捉われないで成長を自信に繋げてほしい」と高校生にメッセージを送りました。

各パネリストから来場者へ熱いメッセージ

各パネリストの多様な視点と広島スポーツへの熱意が、将来スポーツ界を盛り上げたいと考えている高校生の後押しとなることを願います。

広報室