2015年03月30日
救急救命士を目指す女子学生、消防団の全国大会に向けて目下訓練中!!
東広島キャンパス講堂に、凛とした声が響いていました。
3月25日(水)、女子学生が消防団として訓練を実施する姿が、
そこにはありました。
彼女らは、もうすぐ新2年生・新3年生になる、
救急救命学専攻11名の女子学生。
訓練前の、少しあどけない表情も、
訓練が始まると一変、引き締まった顔つきに変わり、
みな真剣そのものでした。
ご指導くださっているのは、地域消防団の皆様。
彼女らの訓練に向かう真摯な態度に応えるかのように、
指導にも熱が入っていました。
消防団の訓練は、昨年の秋より継続して実施されており、
彼女らは着実に、消防技術を修得してきました。
実は彼女ら学生消防団は、
10月15日に横浜で開催予定の「第22回全国女性消防操法大会」に、
広島県代表として出場することになっています!!
その日を目標に、今後はグラウンドでの放水訓練など、
いよいよ本格的な訓練が待ち受けています。
学生消防団員の1人で、まもなく2年生になる澄岡千尋さんは、
「救急救命士を目指す自分にとって、消防団での経験は、
スペシャルな空気に触れられるとても貴重な機会です。
将来は、女性だからできるきめ細かい視点で、
現場で活躍できる救急救命士を目指します。」
と、揺るぎない決意をしっかりと語ってくれました。
東北や広島での大災害が教訓となって、
いまや防災は人任せでなく、地域全体の課題になっています。
本学は、地域に根ざす大学として、
また、救急救命士をはじめとした、
多くの医療人を輩出する医療系総合大学として、
地域全体の防災に貢献できるよう努めてまいります。
広島国際大学 広報係