2015年05月02日
「平成27年度 消費者啓発講演会」で、若者に多い消費者トラブルを学ぶ
東広島市では、消費者トラブルの未然防止と消費者の自立支援を目的に、
消費者啓発講演会を開催しています。
4月27日(月)には、特に若者に多い架空請求や賃貸借契約、
出会い系サイトなどの消費者トラブルを中心に、
本学共催で「平成27年度 消費者啓発講演会」を開催しました。
会場となった東広島キャンパス1号館2階121教室には、
学生や地域住民の方、約50名が参加しました。
講師には、広島弁護士会弁護士の森髙章修氏をお招きし、
過去の事例を踏まえた分かりやすい内容で解説いただきました。
実際に相談者が受信した詐欺メールを例に挙げ、
届いたメールの矛盾点について、弁護士の視点から指摘。
自分の身に降りかかったときどう対処するのか、
参加した学生らに問い掛けました。
森髙氏は、
「講演で学生さんに問いかけると、『無視する』という答えが返ってきましたが、
引っ掛かるケースの多くは、実際に届くと焦ってしまい、冷静な判断ができないことも。
判断の難しいメールが届いたときには、一人で抱え込まず、
誰かに相談するなど、ワンクッション置くことが大切。」
と、アドバイスをくださいました。
こうしたトラブルに巻き込まれたとき、
とにかく焦らないこと、誰かに相談することが大事ですね。
皆さん、くれぐれもトラブルに巻き込まれないよう、注意しましょう。

広島県が発行する「消費者トラブル回避マニュアル」。参加者全員に配付されました
広島国際大学 広報室