2015年07月04日

予防が一番「熱中症対策キャンペーン」開催

暑い季節を前に学生が熱中症の知識を深め、予防や迅速な対応ができるよう、
保健室と衛生委員会が中心となり6月29日(月)、「熱中症対策キャンペーン」イベントを
東広島キャンパスで実施しました。

イベント第1部では、啓発ポスターや熱中症計(WBGT)の展示説明をはじめ、
大塚製薬の協力による、経口補水液などの飲み比べ体験を実施。
水分補給によく飲まれるスポーツ飲料と飲み比べた学生は、
「経口補水液の塩分濃度が高いことが比べてみるととても分かりました」
と、味や口当たりの違いを何度も確かめていました。
脱水症状時、効果的に水分補給するためには一定濃度の塩分と糖分が必要との展示内容を、
学生らは興味深そうに見ていました。

飲み比べるとその差にびっくり

第2部からは、熱中症の基本知識や応急処置の方法、正しい水分補給の在り方について、
それぞれ専門家からの講演がありました。
熱中症に対する正しい知識を得ようと多くの学生から質問が出ていました。

メモを取りながら熱心に聞き入る学生

三森康世保健室長(総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科教授)は、
「熱中症対策で一番大切なことは、いかに予防できるか。
医療に携わる学生たちには、特に実践の場で使える知識を身に付けてもらいたい」
と話していました。

広島国際大学 広報室