2016年02月03日

第19回健康科学講座「骨粗鬆症を防ぐ天然物をもとめて」を開催!

2016年1月23日、呉キャンパスで薬学部主催の第19回健康科学講座
「骨粗鬆症を防ぐ天然物をもとめて」を開催しました。

天然物が専門で、骨粗鬆症防止薬の探求を研究のテーマとされている、
本学薬学部 上田純也准教授の講演に、69人の来場者が熱心に聞き入りました。

私たちの身体を維持・形成する重要な組織である骨は、
閉経・加齢などの原因で骨量・骨密度が減少し骨粗鬆症になると、
骨折しやすくなるなど「生活の質(QOL)」の低下を招いてしまいます。

このような骨粗鬆症を予防できる可能性のある天然物を探索する中で見出された
スッポン粉末、イチイ属植物由来リグナン化合物についての
基礎研究の結果をわかりやすく紹介されました。

研究データなど難しい内容もありましたが、
来場者の皆さんは最後まで熱心に耳を傾けておられました。

薬学部ではこれからも、一般の皆さまに関心の高いテーマを取り上げて参ります。

薬学部薬学科 杉原数美