2016年03月04日
2015年度 大崎上島イキイキプロジェクト活動報告 原下地区の高齢者サロンに参加!
「広島国際大学チャレンジプロジェクト」制度は、学生が主体となって地域と連携しながら
社会貢献を目指す取り組みを支援することで、学生の成長をバックアップする制度です。
この制度は、短期間型のイベント実施型プロジェクトと、
中・長期型の地域課題解決型プロジェクトを募集し、
1企画あたり50万円を上限とした奨励金を支給するものです。
今回は、このプロジェクトの一環として、瀬戸内海にある大崎上島で、
「大崎上島イキイキプロジェクト」のメンバー7人(看護学科7名)が、
2/23(火)に原下地区の高齢者サロンに参加しました。
今回の目的は、サロンに参加した方々との会食などを通じて交流を深めることと、
健康チェック(血圧、脈拍、SPO2測定)および脱水予防(冬の脱水を含む)
に関する健康教育を行うことでした。
サロン開始まで少し時間があったので、大崎上島を散策しました。
ホテル清風館で、大崎上島の特産品やお土産を購入した後、木江ふれあい郷土資料館に立ち寄りました。
午前中の健康チェックでは、血圧、脈拍、動脈血酸素飽和度(SPO2)の測定を行いました。
健康チェックでは、
「丁寧な測定で、安心して計ってもらいました」、
「私の血圧は低いと思い込んでいましたが、結果高く、要注意だなと気づくことができました」、
「健康の大切さを痛感した」
などの感想をいただき、
大崎上島の高齢者の方々は、改めて健康に関心が高いと感じました。
健康チェックが終わり、その後の会食では煮物や豚汁に加え、
特産品のカキフライ、みかんを頂きました。
中には、食べたこともなかった「ヤーゴン」の天ぷらもありました。
午後からは脱水予防の健康教育を行いました。
“身近な脱水を予防しよう”というテーマのもと、
夏の脱水症と今の時期に起こりやすい冬の脱水症について健康教育を行いました。
手作りの紙芝居を用いて、高齢者が脱水になりやすい理由、症状、予防、
脱水時に飲むとよい経口補水液について発表しました。
スポーツドリンクと経口補水液との違いを知ってもらうために、飲み比べも行いました。
※経口補水液(ORS)とは、軽度から中等度の脱水状態の方の水分とミネラルを補給
するのに適した病者用食品(食事療法)です。
医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限り飲むものです。
今回のサロンも、元気な高齢者が多く、積極的に健康教育に参加して頂き、
高齢者からの意見がたくさん飛び交う場になりました。
時間はあっという間に過ぎていき、楽しい時間を過ごすことができました。
サロンの最後にアンケートを書いてもらい、アンケートには、
「健康の大切さを痛感した」、「今後の私のためになった」
「説明がよく分かった」、「スポーツドリンクと経口補水液の違いがよく分かりました」
などの感想を頂きました。
今回のサロンに参加した学生からは、
・勉強不足を感じました
・多くの高齢者と触れ合うことができてよかったです
・新しいことを知ることができた
などの感想がありました。
今回のサロンは30名を超える方に参加していただき、
参加者の満足度の高い活動になりました。
次回の活動は、3/6(日)に行われる山尻地区の高齢者サロンで
「転倒予防」についての健康教育を行います。
(今回の参加者および記事作成)
みかんの島を盛り上げ隊(2015)
看護学科 2年 香田志帆、佐藤里佳、島田恵里、竹内優菜、
松本卓憲、御園生愛美、吉屋寿則