2016年07月07日

熱中症を知ろう 学内でキャンペーン実施

本格的な夏の到来を前に6月29日、健康の保持・増進を推進する衛生委員会と保健室、
学生課の共催で「熱中症対策キャンペーン」を実施しました。

本キャンペーンは2部構成で、1部は1号館1階のエントランスホールにて、
熱中症対策に水分・塩分を補給できる飲料の飲み比べを実施。
協賛する大塚製薬株式会社さんご協力のもと、
学生は経口補水液とイオンウォーター、ポカリスウェットという塩分・糖分濃度の異なる飲料を体感しました。
そのほか、熱中症の予防や応急処置法、飲み比べた飲料の活用方法を紹介したポスター、
熱中症計(WBGT)の展示により、熱中症対策に関する啓発活動を実施しました。

2部は同館2階121教室にて、講演会を実施。
呉・広島キャンパスからも聴講できるよう、同時中継しました。
三森康世保健室長(リハビリテーション学科)から熱中症の概要、
安田康晴教授(医療技術学科)から応急処置の方法、
鎌倉竜太氏(大塚製薬株式会社)から熱中症予防と対策について、それぞれ講演がありました。
熱中症と聞くと夏のイメージがありますが、実は4月から熱中症の症例は増えており、
急な気温の変化には特に注意が必要だそうです。
また、なぜ水分だけでなく塩分も同時に摂る必要があるのかなど、図式で分かりやすく解説。
鎌倉氏は、
「水分を摂るときは意識して塩分も一緒に摂取してほしい。
予防に大切なのは朝食、睡眠をしっかり摂って、無茶な飲酒をしないなど、
日頃から健康的な生活を心掛けることが大切」
と呼び掛けました。

3種類の飲料を飲み比べ

多くの学生が違いを体感

2部は熱中症への理解を深める講演会

「正しい知識で熱中症から身を守ってほしい」と鎌倉氏

保健室・学生課・衛生委員会