2016年12月17日

現場に学ぶ幼児教育の魅力。医療福祉学科の1年生が学習

今年度後期から、医療福祉学科の1年生を対象に
「ソーシャルワーク入門」がスタートしました。
この授業は、社会福祉現場における5つの領域
(高齢者・障害者・児童・地域福祉・精神保健福祉)について、
ゲストスピーカーによる講演や施設見学を通して、
ソーシャルワークの基礎知識を学び理解を深めるものです。

児童領域を学ぶ11月2日の授業では、
社会福祉法人本城福祉会の副理事長で、
昭和保育園の園長・田北邦保氏と
保育士2人、園児6人が来学。
田北園長は幼児教育の現状に触れながら、
「自己表現、人とのかかわり方など
生涯にわたる人間形成の基礎を培う幼児教育は
とても重要な役割を担っています。
子どもたちの成長を見守り育む保育士の仕事に、
きっとやりがいを感じるはず」
と、学生たちに語り掛けました。

幼児教育の大切さを語る田北園長

歌を披露する園児たち

また同12日には、学生が同保育園を訪問し、施設見学や現場体験を実施しました。
同時に4、5人の乳幼児を担当しながら、
一人ひとりに合わせてきめ細かく接する保育士の姿を見ることができました。
隣接する同法人の特別養護老人ホーム栃ノ木荘では、
幼児と高齢者が交流する様子を見学。
見学を終えた中村朱里さん(1年)は、
「子どもの年齢に応じた発育状態や
子どもたちに目配りする保育士の姿など、
現場を見学して実感できることがたくさんあった」
と手応えを語りました。

園児たちの様子を見守るのも保育士の大切な役目

高齢者と園児が一緒にレクリエーション

広報室