2016年12月27日

認知症を予防して健康アップ
~医療福祉学科の学生がイベント実施~

12月10日、医療福祉学科の学生が黒瀬保健福祉センター(東広島市)で、
地域の高齢者対象イベント「健康アップと認知症予防」を開催しました。

この取り組みは、同学科が地元・黒瀬町にある
5つの住民自治協議会とともに立ち上げたプロジェクト
「地域がキャンパス in 黒瀬」の一環で、昨年に続き2回目となります。

初めに、日常生活に潜む認知症の危険因子と
日々簡単に実践できる予防策について、学生が解説。
高齢者は身体機能の低下などから、
外出が少なくなり、閉じこもりがちになることで、
認知症のリスクが高まります。
料理や掃除、買い物など何気ない家事が、
認知症予防につながるなどの解説に、
参加者は耳を傾けました。

認知症対策に有効な情報を学生が提供

続いて、オリジナルの学生劇場「認知症を予防しよう」を開演。
ある老夫婦が聴講した講演会をきっかけに、
認知症予防について考える大切さに気付く展開のストーリーで、
学生扮する老夫婦の軽妙なやり取りに、
時には笑いが起きるなど、和やかな雰囲気で進められました。

その後、学生考案の認知症予防体操
『コクササイズ』を参加者全員で実施しました。
両手足の動きを取り入れた体操を、
参加者は楽しく実践しました。

日常生活の一コマを演じ認知症に関心を持つ大切さを分かりやすく紹介

座ったまま気軽にできる体操を実践

 

今年度の「地域がキャンパスin黒瀬」プロジェクトは、
地域福祉をテーマとする研究室の学生らが取り組んできました。
来年度からは、同学科3年全員に必修化します。

広報室