2017年05月08日

障がい者スポーツの普及を目指す学生団体が体験会を開催

4月27日に課外活動団体「アダプテッドスポーツクラブ」が、障がいの有無や性別・年齢を越えて楽しめる“アダプテッドスポーツ(※)”の体験会を初開催しました。会場となった東広島キャンパス体育館には70人の学生が集まり、競技を体験しながら交流を深めました。

同クラブの設立は、代表の増田美紅さん(リハビリテーション支援学科義肢装具学専攻)が、ボランティア活動を通じて“アダプテッドスポーツ”と出会ったのが始まりでした。さまざまな競技を知り、選手やスタッフと関わる中で、誰とでも気軽に楽しめるこのスポーツの魅力を広めたいと、一緒にボランティアに携わる仲間とともに課外活動団体を立ち上げました。

体験会では、パラリンピックの正式種目でもある2つの競技を実施。
座った状態でバレーボールを行う「シッティングバレー」と、目標の白球めがけて赤と青それぞれ6個の球を投げる、転がすなどして、
目標球からの距離の近さを競う「ボッチャ」は、シンプルなルールながらチームワークや駆け引きが試され、大いに盛り上がりました。

白熱した「シッティングバレー」

増田さん(左から2番目)も参加した「ボッチャ」

増田さんは、
「いろいろな学科の学生が参加してくれて、交流の輪が広がりました。学生が障がい者や地域、他大学生と積極的に関わり、成長できる団体にしていきたいです」
と、今後の活動への意気込みを語りました。

※アダプテッドスポーツとは・・・
障がいのある人や高齢者、子どもなどの身体状況の違いに合わせてルールや用具を変更したスポーツ

広報室