2017年11月10日

医療栄養学科の学生とイズミのコラボ弁当「カラダ想い御膳」、11月3日より好評販売中

医療栄養学科の3年生が株式会社イズミと共同開発したお弁当「カラダ想い御膳」を、11月3日から全国のゆめタウン・ゆめマート98店舗で販売しています。販売開始日にはゆめタウン広島(広島市南区)で学生が試食販売会を実施し、大盛況となりました。

買い物客にお弁当を紹介する松本さん(左)と上川芽依さん

テレビ取材(広島テレビ・広島ホームテレビ)もあった

 

以前から、ゆめタウンの各店舗で学生考案の健康レシピを配架してもらっていたことがきっかけで、イズミ側からコラボ弁当の開発について打診がありました。学生らは、さっそく6月にはミーティングをスタートし、約5カ月かけて完成させました。16穀米を使ったご飯や豆腐バーグ、あじの南蛮漬けなど、素材や味付け、見た目にもこだわった彩り豊かなお弁当です。

最も大切にしたコンセプトは、塩分を控えめにした体にやさしいお弁当であること。1日の塩分摂取量の1/3以下で、みんなが美味しいと思えるものを目指して、さまざまなアイデアを出し合いました。辿り着いたのが、和・洋・中のバリエーション豊かな品目で、煮物や酢の物などバランスの良い味わいを揃えることでした。だしをしっかり取ることも大きなポイントとしました。

開発にあたっては、学生が考えたレシピを基に実際に作ってイズミに説明し、イズミがその内容を基にお弁当を試作。何度も試食を行い議論を重ねました。
「手の込んだ品目は大量生産には向かない」
「コスト面から既製品の調味料を使い最大限の味わいを引き出す」
など協働して課題解決の落としどころを探る作業は、授業だけでは得られない貴重な学びの機会となりました。

弁当を共同開発した学生メンバー

旬の食材を使った天ぷらやえびチリなど、手の込んだおかずが並ぶ

開発に携わった松本佳奈さんは、
「ボリュームがあって種類も豊富なので、家族などで分け合って健康を意識しながら食べてもらえれば」
とお弁当に込めた想いを語ってくれました。

広報室