2019年11月18日
広島の新しい伝統「大イノコ祭り」で医療経営学科の学生が躍動!~人気店コラボの限定和菓子やカヌレも企画・販売~
2019年11月3日(日)、4日(月)に開催された広島市中区の袋町公園で開催された「大イノコ祭り」で、本学医療経営学科の学生による「チーム桃瓜(ももうり)」が出店し、老舗和菓子店や人気洋菓子店とコラボした限定商品などを販売。元気よく来場者に商品をPRし、お祭りを盛り上げました!
「大イノコ祭り」とは、西日本の広域に伝わる伝統行事・亥の子祭りをモデルに、「大イノコ祭りを支える市民の会」によって大規模に開催されるお祭りです。長さ13mの孟宗竹88本を直径20mの円周上に立て、先端に結び付けた縄の力で1.5トンの大石を空中に浮かべ、地面に大石をつき、無病息災、商売繁盛、子孫繁栄、 五穀豊穣などを願います。
本学医療経営学科の学生が「大イノコ祭り」へ参加するのは今回で3回目です。昨年出店した4年生からアドバイスを受けながら、成清ゼミの学生たちで、5月頃から準備を始めました。限定商品の企画・開発では、「和菓子所 多津瀬」さんと何度も打合せを行いました。学生らしいアイデア商品を考案して欲しいと要望を受けて、3種類の和菓子ができました。2年前の商品をアレンジした「イノコ舟」、つぶあん入りでもちもちした触感が特徴的な「イノコ袋」、水面に浮かぶ月をイメージした「錦玉羹(きんぎょくかん)“鏡花水月”」。また、昨年大好評だった、(有)カスターニャの直営「立町カヌレ」さんにも味や飾りをアレンジした限定カヌレを商品化していただきました。
用意した和菓子計200個、洋菓子計180セット、ソーセージ、焼きそばは、2日間で全て完売しました。そのほか、学生が竹の松明で明かりを灯し、餅つきをし、先生も大石の上から餅まきをするなど、お祭りの様々なイベントにも参加しました。
「お祭りの開催に向けて行われた関係者全体の話し合いでは、新しいことを取り入れて祭りを進化させようとする姿勢に圧倒されました。また、準備や片付けを通じて、多くの人の支えがあってお祭りが実施できていると知ることができました。」と、学生たちも貴重な経験を得ていました。
文・写真:医療経営学部事務室