2021年03月31日

北京師範大学との合同授業の紹介

この授業は、教員を目指して学ぶ広島国際大学の大学生と北京師範大学の大学院生(一部は留学先のドイツから参加)との合同授業で、両国の教育の現状や問題の原因を分析し、両国の教育制度や教育内容・方法の長所・短所及び改善案を考える目的で、2018年度から実施しています。

2020年度はコロナ禍で普及した高品質のZoomを活用して、世界各地にいる人々が集まってあたかも隣にいるように意見交換をしながら進行。前期の4月から8月にかけて3回、「日本と中国の入試制度と学習や将来に対する子供たちの考え方」をテーマに実施しました。後期の9月以降は「日本と中国のいじめや虐待の実態とそれらの原因、解決法に対する考え方」をテーマとして、2回実施しました。

北京師範大学の高益民(ガオ・イミン)教授(専門:比較教育学)、本学の岡田大爾教授(専門:教育学)の指導の下、学生たちはお互いに切れ間なく積極的に挙手して熱心に議論し、両国の事情、優れた点や課題、その改善方法等について考えが深まるとともに、国際交流の良さを実感し、今後もさらに交流を深めたいと考えています。