2021年07月07日
医療栄養学科×マツダラグビー部の取り組みがスタート
医療栄養学科とマツダラグビー部の取り組みが7月3日、本学呉キャンパスのスポーツラボでスタートし、同ラグビー部の選手約40人が測定会に参加。同学科の尾形聡教授(スポーツドクター)、中村亜紀客員准教授(スポーツ栄養学)、梶井里恵講師(公認スポーツ栄養士)の3人を中心に教員とスポーツ栄養学を学ぶ学生らが一体となって、選手の食事調査、体成分分析装置等を用いた各種測定を行いました。
食事調査は、事前に1週間分の食事内容や摂取した量を記録してもらい、当日選手自ら調査用紙に記入。それを基に教員が詳細なヒアリングを実施しました。測定は、学生が機器を操作して、ヘモグロビン推定値の測定、体成分分析装置を使用した筋肉量や体脂肪量の測定を行いました。外国人選手には、時折、英語で話しかけるなど、コミュニケーションのとり方にも工夫が見られました。
ヘモグロビン推定値の測定 体成分分析装置を用いた測定
測定会に参加した後藤大輔選手(常翔学園高卒)からは、「食生活を見直す良い機会になりました。新シーズンに向けて、チームに貢献できるように準備をしていきたい。」と力強いコメントがありました。
教員から食事調査を受ける後藤大輔選手(右)
今後は、調査した食事内容や体組成の分析結果を用いて評価を行い、選手へフィードバックしたうえで、より具体的な食事目標を設定するなど、教員と学生が連携して、選手個々に応じたサポートを行います。
測定会で活躍した学生スタッフ