2022年10月20日
学生ボランティアが地元の治山事業に貢献 広島森林管理署と合同でアカマツ苗500本を植樹
10月14日、学生ボランティア116人と焼廣益秀学長をはじめとする教職員が林野庁近畿中国森林管理局広島森林管理署と合同で、東広島キャンパス向かいにある民有林直轄治山事業地において、2018年7月の豪雨災害により山腹崩壊した現場に、アカマツ苗500本の植樹を行いました。
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植樹したアカマツ苗
まず同署山地災害復旧対策室から、治山事業の取り組みやアカマツ苗の植樹方法について説明があり、その後2~3人のグループに分かれて、乾燥して固くなっている土をスコップで掘る作業からスタートしました。意外と力が必要で精いっぱいの力を振り絞って作業する学生らの姿も見られ、最初は苦戦気味でしたが、慣れてくるとスピードが上がり、予定通り約1時間で500本の苗を植樹することができました。
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植樹のレクチャーを受ける学生ら
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2人がかりで土を掘る学生
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アカマツ苗を植える焼廣学長
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植樹後の硬式野球部員たち
本学と同署は、昨年5月に救急救命学科「自然災害防災論」の授業で実施した災害現場見学をきっかけに連携がスタート。全学的に防災教育に力を入れている本学は、大学のキャンパス周辺の森林を守ることや治山事業に対する知識の向上を目的に今回の植樹ボランティアに参加しました。
このような100人を超える大規模な植樹は、同署としても初めての取り組みだったそうで、本学としても東広島キャンパスが所在する黒瀬地区の安全・安心に貢献することができました。今回植えたアカマツ苗が順調に成長し、少しずつ東広島キャンパス周辺の緑が復活することを願っています。
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植樹の参加者で記念撮影