2023年12月04日

東広島市民を対象に「フレイル予防アドバイザー育成講座」を実施しました。

12月2日(土)、東広島市民を対象とした2023年度「フレイル予防アドバイザー育成講座」修了式が東広島キャンパスで開催されました。本講座は、本学と東広島市、東広島市社会福祉協議会が共同で取り組む事業の一環であり、「地域住民が元気なうちからフレイル(年齢を重ねることで筋力や活力、社会とのつながりが弱くなってくる状態)の予防に関心を持ち理解を深め、地域住民が主体となって改善に取り組む人材を育成し、地域住民の健康寿命の延伸につなげる」ことが期待されています。

本講座は、今年度9月から12月までの期間に全8回開催されました。フレイル予防のための5つの柱「栄養」「運動」「口腔」「社会参加」「睡眠」を中心として、「認知機能」「地域づくり」等についても学びました。今回は総仕上げとして地域の特徴を生かしたフレイル予防対策を提案、各グループが発表しました。

今回の育成講座では、53名の受講生が第2期「フレイル予防アドバイザー」に認定され、東広島市健康福祉部吉岡医療保健課長より髙垣東広島市長名の修了証書が授与されました。地域において中心的な存在として、身近な人や各地域におけるフレイル予防を提案・推進する役割を担っていただきます。

本学では今後も地域の自治体と協働し、地域の健康増進に寄与するプロジェクトを積極的に展開していきます。

研究支援・社会連携センター