2012年07月07日

健康フェア「メンタルチェッカーによるこころの健康相談」ブースに密着しました!!

6月24日(日)福岡県福岡市中央区のライオン広場で「健康フェア」を行いました。
悪天候の中、広島会場にも引けをとらないほどの来場者がつめかけ、
見事、成功を収めることができました。

今回は、臨床心理学科から岩田昇教授が出展しているブース
「メンタルチェッカーによるこころの健康相談」にお話を伺いました。

このブースの目的は、PCを操作して、メンタルチェッカーにより、
ストレスや現在のこころの健康度を簡便にチェックし、
現在のこころの健康状態を目でみえる形で把握していただくことです。
さらに希望される方は悩み相談を個別に対応していきます。
悩み相談では、臨床心理学専攻の大学院生や臨床心理学科の学生らが相談員となり、
現在のこころの状態を説明し、現在抱えている悩みを傾聴し、アドバイスを行います。

 

岩田教授曰く、
「大学院生や学生に悩み相談を通した面接法を体験させることで、
実習や講義にはない実践に基づいた経験を積んでほしいため、
学生に悩み相談を請け負ってもらっている」とおっしゃっていました。

その他、メンタルヘルスチェッカーの正確さや見方など、
ブースでの展示を行っていました。

当日の悪天候の中、わざわざ足を運んでいる方の多くは元気でしたが、
ごく一部、そうではない方もおられました。
その様なこころの状態が不安定な方を見逃さず、
サポートすることがこのブースの特徴だと、私は感じました。

最後に、この「健康フェア」を通して、
岩田教授が伝えたいものを述べ、終わります。

「この現代社会で、健やかに生きることは大変難しいことです。
健やかに生きるには身体だけではなく、こころの状態も一緒に考えなければなりません。
そのため、いかに自分自身と向き合えるかがカギとなってくるのです。
そして、自分をサポートしてくれる家族や友人、
といった身近な人の重要性を再確認し、
支え合いながら人は生きていることの重要さを感じとってもらいたいです」

学生広報スタッフ 藤野 真行(臨床心理学科 4年生)