2012年10月22日

広島心理臨床大学院合同研究会の第6回大会を広島キャンパスで開催!!

2012年10月8日(祝月)の9:00からの終日、
本学広島キャンパスにて、広島心理臨床合同研究会が開催されました。

この広島心理臨床大学院合同研究会は、2007年に本大学院 海塚敏郎教授の発起により立ち上がり、
その後広島大学・安田女子大学も加わって、
現在では広島県内の臨床心理士の受験資格が取得可能な5つの大学院の貴重な研究会となっています。

主な活動は毎年開催される研究大会ですが、
これは、さまざまな心理臨床家に触れる機会と、大学院生同士の相互交流、
OBも含めた研修機会を提供することを目的に開催されています。

2007年の第1回大会は本学で開催されましたが、
第6回大会となる今年は5大学院を一巡して再び本校が担当校となり、
総勢139名の参加を頂いて本学広島キャンパスで開催されました。

 
↑ 表看板                           ↑ 受付の様子


↑ 開会式

分科会は、大学院生が日頃の臨床事例を学外で発表する貴重な体験であり、
他大学院の教員による臨床心理学的指導を受けたり、他大学院生と意見交換ができます。
また、事例提供しない参加大学院生にも臨床事例発表をモデル学修でき、
他大学院教員の臨床心理学的指導を聴き、他大学院生とともに意見交換をする貴重な機会となっています。

 
↑ 分科会の様子①                     ↑ 分科会の様子②


↑ 分科会の様子③

大会公開講演では、経験の深い心理臨床家を招き、
多くの知見と経験を大学院生の今の段階に合わせたご講演を聴くことができます。
今年は、同志社大学心理学部教授 武藤崇先生に
「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)から考える『認知行動療法』」のタイトルでご講演頂き、
認知行動療法の基本的なあり方を学修しました。


↑ 講演会の様子

研究大会修了後の懇親会も恒例となっています。
今年は、広島ガーデンパレスで行い、各大学院の教員と大学院生がテーブルを交えて歓談し交流を深めました。


↑ 懇親会

研究大会・懇親会の会場準備から大会運営まで、
開催校としての本大学院生の姿について、他大学院の先生方から好評価を頂きました。
事務の皆さんのご協力にも感謝いたします。

実践臨床心理学専攻 准教授 岡野 泰子