2013年07月29日

心理科学部と東広島市共催、サマーカレッジ2013(第2回目)が開催されました!

オープンキャンパスと時を同じくして7/21(日)に、
広島国際大学・心理科学部と東広島市との共催で今年2回目の市民生涯学習講座を開講いたしました。

この市民講座は2008年度から毎年恒例でおこなわれており、
今回は東広島市をはじめとする広島県内に在住されている44名の方の参加がありました。

午前中は、心理科学部 臨床心理学科 伊藤啓介准教授の「あなたのとなりの発達障害」、
午後からは心理科学部 臨床心理学科 橋本学准教授の
「今だから考えたい、もうひとつの人類史・疾病との戦い ~現代社会病理の謎に迫る~」と
オープンキャンパスに参加した高校生と一緒に聴講する「模擬講義」をおこないました。


↑ 伊藤啓介准教授による講義               ↑ 橋本学准教授による講義

午前の伊藤准教授の講義では、発達障害はとても身近な障害であるが、
その特徴を知り、関わり方を少し工夫することで、
障害を持たない人と同様にコ ミュニケーションがとれることを、具体的事例を織り交ぜながら解説されました。
また職場で発達障害を持つ方と接する機会がある参加者の質問にも、具体的な対応方法について丁寧に回答されていました。
また午後からの橋本准教授の講義では、歴史の教科書にはほとんど登場しないが、
実際には歴史を動かすほど影響を与えた病気や医療のお話をされました。
参加者の方々は、視点を変えて見た歴史について非常に興味深く聴講されておりました。

参加者の皆様からは、「発達障害について詳しく知ることができてよかった。」
「発達障害の特徴と対応方法が勉強になった。」
「視点を変えた疾病の歴史がおもしろかった。」
「人類史に興味が湧いてきました。」「次回も受講します。」などたくさんの声をいただきました。
ありがとうございました。

来年のサマーカレッジ2014もぜひご参加いただければ嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。

心理科学部 臨床心理学科 准教授 大西 厳