2013年08月19日

小学生親子を対象に「親子でコミュニケーション講座」開催!!

8月4日(日)13:00~15:00広島キャンパスにて公開講座「親子でコミュニケーション」を開催しました。

パフォーマンス、デザイン、心理学を専門とする3名の教員を中心に、
参加いただいた親子の皆さんと学生スタッフが一緒になって、
コミュニケーションゲームや傾聴の練習、粘土を使ったケーキづくりの体験を行いました。

 

上部左の写真はコミュニケーションゲームを行っている場面です。
各親子に異なる料理と摂取カロリーが伝えられた後、お互いの料理名を尋ね合いながら、
自分たちとカロリーが近い仲間を見つけていきます。

次のゲームでは、他のメンバーの前で指定された表情をつくり、適切かどうかを評価してもらいました。
上部右の写真では、鏡の前で表情をつくる練習をしています。
思い通りの表情をつくるのはなかなか難しそうです。

 

続いて、他者を理解する際の妨げになる先入観について心理学の事例を紹介した後(上部写真左)、
そうした先入観にとらわれずに正しく相手を理解するために必要な、話を聴く技術について学びました。
上部右の写真では、親子の皆さんや学生スタッフがペアになって、相手の話に黙って耳を傾ける傾聴の練習を行っています。

 

最後は、粘度を使ったケーキ作りに挑戦です(上部写真左は見本、上部右は作成中の様子)。
最初に、作品をあげる相手を決め、その人のために思いを込めて、ケーキを作成します。
子供が作成したケーキに、お母さんに宛てた「ありがとう」というメッセージが添えられているのを見て、
母親が感動する一幕もありました。

完成した作品は、最後にケーキ箱にいれてお持ち帰りいただきました。
今回の体験が、親子の絆を深める良い思い出になれば嬉しいですね。

コミュニケーション心理学科 講師 大藤弘典