2013年09月30日

企業とコラボ・健康サポートフェアに本学も出展

9月14(土)・15日(日)、広島グリーンアリーナにて、
美と健康・くらしの情報を発信・提案するイベントである「健康サポートフェア2013」が開催されました。
そして今回、㈱中国新聞社さんと㈱ハーティウォンツが中心となって行ったこの企画に、
大学では初めてとなる広島国際大学も携わり、
地域の方々がさらに健康に興味・知識を深めるイベントとなりました。

本学は医療系総合大学であるという持ち味を生かし、
これまでも毎年、広島や福岡などで大学独自の健康フェアを実施、
地域の皆様の健康に対する関心に少しでもお応えできるようなイベントを実施してきました。
そして今回の健康サポートフェアでは主に動脈硬化を測定する頚動脈エコー検査、
外反母趾や扁平足が分かる足型診断、
ウォンツとコラボした子ども向け薬剤師体験・薬が溶ける仕組みのブースが設けられ、
最大80分待ちというアトラクション並みの賑わいで幕を閉じました。

 

その中でも特にウォンツさんと共に行った薬剤師ブースでは、
子ども達に白衣を着てもらい、一包用の薬が出来るまでを体験、
薬が体内で溶ける作用機序についても分かりやすく説明を受け、
子ども達をはじめ親御さんも目を輝かせながら見入っていました。
薬学部薬学科 笠岡敏講師は
「ウォンツさんと連携し、子どもに薬剤師の仕事を体験してもらいながら、
薬、そして薬剤師という職業について理解を深めてもらうことは、
普段なかなか出来ない試みであり、新鮮だ。」と述べていらっしゃいました。
また、スタッフとして携わった薬学部の学生も
「普段の健康フェアとはまた違う視点で薬について知ってもらうことが出来た。
また、私達にとってもこれから臨床で働いていく上で、
相手の反応を見ながら理解度を確認していくことの重要性を学ぶことが出来、貴重な体験となった。」
と将来に向けての実践教育の場となったようです。

今後、高齢社会、医療の飛躍的な発展、新薬の開発など、
私達の生活の中でとても重要な位置を占めている医療・健康とどう向き合って過ごしていくべきなのか、
このイベントが少しでも皆さんの考えるきっかけになっていれば幸いです。

学生広報スタッフ 正岡優子(看護学科 4年生)