2014年02月24日

リハビリテーション工学専攻が、いきいきポンの一部の作成をしました。

2月3日(月)の3、4、5限目に、東広島キャンパスの製作実習室で、
いきいきポンを作りました。
いきいきポンとは、加齢とともに減退する認知機能
(短期記憶、注意の集中と移動、視野の広さ、反応速度)
を楽しくトレーニングするゲーム機で、リハビリテーション工学専攻の石原恵子教授ゼミの学生が、
2009年から制作を続けています。
今回は体験として、1年生の授業でその一部を作成しました。

特別講師として、遠藤太一さんを本学にお招きしました。
遠藤さんは、製品として安定した品質の「いきいきポン」を作れるように、
電子回路を改良してくださった方で、
今回の教材に使った回路基板は、すべて遠藤先生が設計されたものです。

グループにわかれて、ドリルで穴を開けたり、
ワイヤーストリッパーという工具で導線のビニール部分を剥くという作業を行いました。
ワイヤーストリッパーとは、導線のビニール部分を剥く時などに用いられる工具ですが、
これを使うと、手や他の工具で剥くよりも簡単に素早く導線のビニール部分を剥くことが出来ます。
さらに、このワイヤーストリッパーは、鋭い刃も備えている為に、導線を切ることもできます。

 

 

今回は時間が限られているということもあり途中までしか出来ませんでしたが、
続きはまた別の機会に作業を行うことになりました。

遠藤さんに作業を行っている学生達の様子についてお話を伺うと、

「和気あいあいと皆で分担しつつ、
自分のやるべきことを判断して行動していたので、素晴らしいと感じました。」
と話してくださいました。

授業に参加して私は、
久しぶりに共同で作業を行うので大丈夫かな。と初めは少し不安も感じましたが、
上手に出来たので良かったです。
チームワークも良く、課題にしっかりと取り組むことが出来たと感じました。

リハビリテーション工学専攻の授業には、
このように友人たちと協力し合ってモノづくりを進めていくものも数多くあります。
このブログを読んでくださった方が、
少しでもリハビリテーション工学専攻に興味を持っていただければ嬉しいです。

学生広報スタッフ 西原雄大(リハビリテーション支援学科1年)