2014年06月28日

医療福祉学部の教員が、東日本大震災復興支援チャリティCDを制作!!

2014年5月31日(土)、本学医療福祉学部の小坂哲也教授制作によるチャリティCD
『抒情組曲』が完成し、販売が開始されました。


↑ チャリティCDのポスター

音楽療法の専門家として、教育を行っている小坂教授は、
音楽大学卒業後、ウィーン、ブリュッセルへの留学経験もあるフルート奏者で、
これまでにも学内のイベントでも演奏を行ってきました。

2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、
東北のために何かできないかと考え、行動に起こしたのが、
「東日本大震災チャリティコンサート」でした。
短期間でのチャリティ活動が多い中、
継続することが重要であるとの思いから、
まずは、10年続けることを目標に、今年で4年目を迎えます。

コンサートのアンコールでは、毎回お客さまからの要望もあり、
誰もが知っている日本の童謡や唱歌を選曲し、演奏しているそうですが、
「もっと童謡や唱歌を聴きたい」
という声が上がり、CDを作るということになったそうです。
フルートの演奏を聴きながら、気軽に口ずさめるよう、
すべての曲をオリジナルの調性にしたことも、特徴の一つだそうです。


↑ CDを制作した小坂教授

なお、CDのパッケージデザインを手掛けたのは、
小坂ゼミの卒業生、中原貴大さんの弟、中原晶大さんです。
各地で「個展」を開催するなど、
活躍している晶大さんの絵一目惚れした小坂教授が、
是非にとお願いされたそうです。
お地蔵さんが優しく微笑みかけているようで、
ジャケットを見ているだけで癒されます。

メールや電話での注文を受け販売していく予定で、
CDの収益は、「全国児童発達支援協議会(CDS JAPAN)」を通じて、
被災された児童発達支援に係わる施設・事務所に届けられます。
またそれ以外にも、東北地方の高齢者施設を訪問し、
無料で配付(100枚)することを検討している、とのことでした。

こうした継続的なチャリティ活動がやがて輪を広げ、
被災地の皆様を勇気づけられることを心より願っています。

入試センター 広報係