2014年06月30日

サマーカレッジ2014(第1回目)が開催されました!

第1回東広島キャンパスのオープンキャンパスと時を同じくして、6月15日(日)に、
心理科学部と東広島市との共催による市民生涯学習講座(サマーカレッジ)を開講いたしました。

この市民講座は2008年度から毎年恒例でおこなわれており、
今回は、東広島市をはじめとする広島県内に在住されている41名の参加がありました。

午前中は、臨床心理学科 大島聖美 助教の
「家族の中の心理学 ~家庭でよりよいコミュニケーションを築くには~」、
午後からは、西条酒造協会 理事長 前垣壽男 氏による「西条の酒づくり ~酒蔵の思い~」、
そして、オープンキャンパスと共催企画の模擬講義、
臨床心理学科 学科長 岩田昇 教授の
「在宅介護に関する心理的なアプローチ」をおこないました。

 
↑ 大島聖美 助教による講義                 ↑ 前垣壽男 氏による講義


↑ 岩田昇 教授による講義

午前中の講義では、家族の中でお互いが理解しあえるコミュニケーション方法について、
具体的な事例をおりまぜながらわかりやすく説明しました。
知らず知らずのうちに陥ってしまう悪循環や、
それらを解消するちょっとしたコツに、
参加者の方々も思わず「なるほど!」と、うなずいておられました。
午後からの講義では、西条盆地の地下水が日本酒を造るのに非常によい水であること、
また、その水が枯渇しつつあること、
その水源を守るために自然、ため池、田・畑を大切にすることが重要であり、
色々な取組をされていることをお話しされました。
また模擬講義では、1回目(高校生中心)と2回目(ご年配の方々中心)で、
それぞれ興味を惹くテーマで講義を行い、大変好評でした。

参加者の皆様からは、
「どれも大変よかった。」「楽しく学ぶことができました。」
「さっそく生活の中に役立てたいと思います。」
「自然を大切にしたいです。」などたくさんの声をいただきました。
ありがとうございました。

第2回のサマーカレッジ2014は7月20日(日)に開催致します。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

次回のサマーカレッジ2014では、
「生涯発達心理学から見た成人期」 心理科学部・臨床心理学科 鹿嶌達哉 准教授
「創造と心理 ~造形体験を通して学ぶ~」 心理科学部・コミュニケーション心理学科 関口彰 教授
ほか模擬講義「なぜ占いは「当たる」のか?」心理科学部・臨床心理学科 森本浩志 助教
などを予定しております。

*第2回の詳細は下記URLにてご覧になれます。
http://www.hirokoku-u.ac.jp/information/2014/14036/15600.html

心理科学部 臨床心理学科 准教授 大西 厳