2014年07月30日

川上教授が「電波の日」にちなんだ記念式典にて表彰されました。

電波利用が広く国民に解放された日の6月1日は、
「電波の日」であることを、皆さんご存知でしょうか?
情報通信行政を所管する総務省では、
その日にちなんで、各管区において記念式典を開催し、
電波の利用と情報通信の発展に貢献された個人・団体を表彰しています。

中国地方を所管する中国総合通信局でも、
6月2日(日)に記念式典を開催し、合計22件の表彰がありました。

工学部情報通信学科の川上 用一教授は、
電波利用での貢献活動が評価され、表彰されました。

この度の表彰を受けて、川上教授にお話を伺ってきました。
川上教授は、講演会やセミナー、調査・研究事業などを通じて、
中国地方の情報化の推進に寄与することを目的とした、
中国情報通信懇談会(以下、懇談会)の電波利用促進部会長として、
多様な取り組みを展開されてきました。

地方は都市圏に比べて、情報の伝達が遅く、
新しい情報が入ってきにくくなっています。
そのことを問題視した川上教授は、
懇談会で開催するセミナーに、できるだけ新しい話題を取り入れるべく、
内容を企画・推進してこられました。
セミナーは年に5~6回程度で、新規性の高い話題に、
100人前後の、参加者がこられたとのことです。

 
↑ 講演会には、川上教授自らも登壇し、会員への情報提供を行ってきました

さらには、最先端の技術を目の当たりにする機会として、
全国的にも珍しい山口県衛星基地局へ視察に行くなど、
その活動範囲は多岐に渡りました。
こうした姿勢が、今回の表彰に繋がったのではないかと、
お話を聞いていて感じられました。

最後に、今後懇談会に期待する展開として、
近年ニーズが高まってきている医療分野での通信技術の活用を推進することや、
時流に応じて新しいテーマを絶えず設定していくこと、
さらには、講演だけでなく勉強会のようなスタイルがあってもいいのではないか、
との見解を示しておられました。

入試センター 広報係