2014年08月04日

認知症をよく知るために~薬学部主催の公開講座「第16回 健康科学講座」を開催~

7月26日(土)、呉キャンパスで公開講座 咲楽塾、
第16回 健康科学講座「認知症診断と治療の進歩」を開催しました。

超高齢社会に突入した日本では、
認知症患者の急激な増加が大きな社会問題となりつつあります。
こうした社会情勢の中、関心度の高さもあってか、
67名の皆様にご参加いただきました。

本講座では、認知症に関する最新の話題を含めた診断方法と薬物治療法、
更に介護の基本、そして認知症にならないための生活習慣などについて、
谷口教授が分かりやすく解説しました。
質疑応答の後も質問が絶えず、
こんなにも身近に認知症でお困りの方がいるのかと、
深刻な問題であることを再認識しました。

 

参加された方からは、
「関連図書を読んできましたが、良く理解できました。
本に書いてないことも多くあり来て良かったです。」(60代男性)
「とても為になりました。これからも宜しくお願いします。」(70代女性)
「こんな大きな良い大学が近くにあるのに、一般の方には遠い存在なので、
このような公開講座、特に高齢化への対応について等の開講を望みます。」(50代女性)
などのご感想をいただきました。

講師を務めた谷口教授は、
「とてもたくさんの方にいらしていただき、
認知症が重要な問題であることを再認識しました。
本日の講演が少しでも役立てばうれしいです。」
とコメントしています。

今後も薬学部が持つ知見を活かして、一般の皆様に役立つ情報を、
公開講座のような機会で提供してまいります。

薬学科 杉原数美