2014年09月16日

福祉用具の未来を考える「第29回リハ工学カンファレンス in ひろしま」を開催しました。

8月24日(日)~27日(水)の4日間にわたり、
秋山学長が大会長、南山総合リハビリテーション学部長が実行委員長を務めた、
「第29回リハ工学カンファレンス in ひろしま」が、
東広島・呉キャンパスで開催されました。
このカンファレンスは、障がいを有する人々の、
生活を豊かにするための工学的支援技術を発展・普及させることを目的とし、
毎年8月に、日本リハビリテーション工学協会が開催しているもので、
広島県では今回が初開催となります。

 
↑ カンファレンスには、福祉用具に関心の高い多くの皆様の参加がありました

初日は、東広島キャンパスにおいて公開講座を開催しました。
講師は、かつて本学医療福祉学部の教授としても在籍され、
リハビリテーション工学を広く啓蒙されている、
黒田大治郎氏から、「わが国における福祉用具の流通・供給のしくみ
法制度システムの現状と将来」と題し、ご講演いただきました。

二日目以降は、呉キャンパスにおいて、
各会場でのブース展示や分野ごとのセッションが活発に行われました。
会場では、さまざまな企業・団体が一堂に会し、
ブースごとに行われる来場者と出展者のマッチングは、
いずれも熱気を帯び、活気にあふれていました。

 

 

 
↑ 会場の至るところで、意見交換が行われていました

本学の学生や教員は、会場内での受付や来場者のご案内、セッションの座長など、
スタッフとして会の運営を支えました。

 
↑ 谷口准教授は義肢装具のセッションで座長を担当   ↑ 学生は受付対応などで活躍

本学会での盛り上がりからも、
リハビリテーション工学の重要性を再認識することができました。
大学では、このカンファレンスを契機に、
リハビリテーション支援に係る教育・研究に注力し、
社会が求める人材を養成し、輩出してまいります。

入試センター 広報係