2014年10月22日

作業療法学専攻の学生が、中国・北京での研修に参加しました!!

9月8日(月)から16日(火)までの9日間、作業療法学専攻3年生2名が、
中国・北京にある中国リハビリテーション研究センターでの研修に参加しました。
本研修は毎年行っており、今年度で三回目を迎えました。

研修先の中国リハビリテーション研究センターは、職員数2000人、
ベッド数1500床の中国最大かつ最も歴史のあるリハビリテーションセンターです。
学生2人は、初めての海外で少し緊張しているようでしたが、
共に実習に参加していた中国・首都医科大学の学生や、中国全土から
集まる研修生と打ち解けて楽しく過ごしていました。
また、多くの患者さん、スタッフともうまくコミュニケーションをとっていました。
施設での研修は、西洋医学だけでなく鍼、按摩(あんま)、漢方などの
東洋医学も体験し、バランスよく学ぶことができました。
東洋医学の先生方は、一目見ただけでどの部分が悪いかを指摘することができ、
学生のみならず教員も大変驚きました。
普段勉強しているだけではわからない経験や勘の大切さなどを学んだようです。


 

研修以外では、パンダで有名な北京動物園を訪れたり、伝統的な京劇や雑技を鑑賞したり、
たくさんの中華料理を頂くなど中国文化を堪能しました。
学生たちは、やさしい中国の方々と触れ合う中で、
温かく楽しく深い日中交流や研修が体験できたように思います。

 

総合リハビリテーション学部リハビリテーション学科 教授 山路 博文