常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者の方が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

2017年の記事一覧

プロジェクトメンバーによる活動報告 大崎上島山尻地区の高齢者サロンを訪問!

3月5日、「瀬戸内イキイキプロジェクト」のメンバー6人(看護学科)で、
瀬戸内海にある大崎上島の高齢者サロンを訪問しました。
会場の山尻地区のサロンには11人の方が参加してくださいました。

 

今回の活動の目標は、
1)認知症を理解した上でサロンに臨み、参加者が「認知症予防」への理解を深める
2)参加者との交流を通して島の暮らしや生活の知恵についての情報収集を行い、
メンバー間で得た情報を共有し合い、今後の活動の参考にする
という2つでした。

 

当日は安芸津港から出発し、船の中で最終ミーティングを行いました。

 

   

   

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大崎上島の大西港に到着した後は恒例の神峰山へ。
今回は山頂を目指しました。

 

   

   

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神峰山山頂からの景色

神峰山山頂からの景色

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現場に到着した私たちを待っていたのは、参加者の皆さん。
健康チェックでは、看護学科2・3年の学生が血圧測定と脈拍測定、
1年の学生が動脈血中の酸素量を示す動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定を行いました。

 

血圧測定の様子

血圧測定の様子

 
健康チェックの合間に楽しくお話

健康チェックの合間に楽しくお話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会食を済ませた後は、参加者が認知症を楽しく予防するために、
手作りの紙芝居とパンフレットを用いて予防法を説明しました。
続いて、認知症予防体操「コグニサイズ」を、
参加者と一緒に実施しました。
また、「まごたちわやさしい(※)」というフレーズで表した、
バランスの良い食事を摂るために食べてほしい9つの食品について説明を行い、
医療栄養学科の学生が健康によい簡単レシピを紹介しました。
参加者はメモを取りながら真剣に聞いてくださいました。
※まめ、ごま、たまご、ちち【乳】、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いもといった、健康のために毎日食べたい食品を入れ込んだ言葉

 

手作りの紙芝居を用いて説明する学生たち

手作りの紙芝居を用いて説明する学生たち

 
熱心にメモを取る姿も

熱心にメモを取る姿も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員で認知症予防体操「コグニサイズ」を実践

全員で認知症予防体操「コグニサイズ」を実践

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参加者にインタビュー

参加者にインタビュー

 
全員で記念写真

全員で記念写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者からは、
「若い人たちが熱心に教えてくれる姿は、単調なサロン活動の刺激になった」
「教わったレシピを家で試してみようと思う」
などの感想が寄せられました。

 

昨年来たことを覚えてくださっていた参加者が多く、
私たちの説明を関心を持って聞いてくださいました。
そのぶん、認知症の症状について分かりやすい説明と、
聞き取りやすい話し方を心掛ける必要があると感じました。

 

活動終了後、帰りのフェリーが来るまでの間に、島随一の温泉宿・清風館と
レモンケーキが人気の一正堂を訪問しました。
今回、一正堂のレモンケーキは残念ながら完売していましたが、
大崎上島の特産物をお土産として購入することも活動の楽しみのひとつです。

 

一正堂での様子

一正堂での様子

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今年度のサロン活動での取り組みは、今回で最後となりました。
得られた気づきを改善に生かしながら、次年度も活動を継続していきます。

 

【参加者および記事作成】
看護学科:小柳なつき、吉屋寿則(いずれも3年)
     林田智美、藤井菜帆(いずれも2年)
     長岡広海、町田侑哉(いずれも1年)

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