2020年09月11日

八天堂の協力で学生らが「パンデコ」作りに挑戦!

9月3日、東広島キャンパスに八天堂を招き、パン生地の創作活動「パンデコ※」作りに医療福祉学科の学生4人、黒瀬高校福祉科の生徒4人、社会福祉法人宗越福祉会の職員3人が挑戦しました。

今回の取り組みは、2021年度から新たに開講する健康科学部の授業科目「ウェルネスビジネス論」のプレ実習として実施しました。同科目は、各業界の最前線で活躍する方々を講師として招き、産業と福祉の連携ついて実践的に学ぶものです。また、健康科学部と健康スポーツ学部の「学科横断プログラム」の対象科目として予定されています。

また、昨今のコロナ禍で、福祉の専門職を目指す大学生・高校生の学外実習中止が相次いでいることもあり、デイサービスセンターなどの福祉現場で実践できるレクリエーションプログラムを学ぶ機会としても位置付け、実施しました。

まず、八天堂 常務取締役管理本部長の林義之氏から同社の事業展開や国の取り組みとしても推進されている「農福連携」について説明がありました。

「農福連携」について説明する林本部長

その後、同社のスタッフ「パンデコマイスター」からの指導を受け、「パンデコリース」作りを行いました。パンデコリースは、リース形に焼き上げたパンのことで、学生らは、棒状に伸ばしたパン生地を編みこみ、円く成形した後、好きなデコレーションを施しました。

約30分で1つの作品が出来上がり、会場には、ほんのりとパンの良い香りが漂っていました。

参加した原田和湖さん(2年)は「お手本を見ると難しそうでしたが、意外と簡単に作れて、オリジナルの作品が完成して嬉しいです。今回の取り組みは、とても有意義な体験でした」と感想を述べました。

原田さんが作成したパンデコリース

※パンデコとは?
パンデコレーションの略で、パン生地を使用したアート作品です。
パンデコで想いを伝えるメッセージカードなど、パンならではの風合いと手作りのあたたかみが特徴です。