リハビリテーション学科
作業療法学専攻

アタマとココロとカラダのプロフェッショナルをめざす。

当専攻は、リハビリテーションを必要とする人々を支えるという仕事に従事する「責任」と「誇り」を持って、作業療法の発展に尽くし、広く社会に貢献できる人材を養成していきます。

作業療法士の国家資格取得を目指した教育課程を編成し、「少子高齢社会にも対応する多様なリハビリテーション技術(高齢者や障害者の機能回復や、生活の自立及び社会参加を支援できる高度専門技術)を総合的に提供でき、すべての人々の健康と生活の質の向上を目的として、予防から治療までの幅広い専門知識と技術に裏打ちされた問題解決能力及び豊かな人間性を養った専門職業人として、社会に貢献できる人材の養成」を教育研究の目的としています。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻 トピックス一覧 

作業療法学専攻の特徴

作業療法士とは、身体障害だけではなく、精神障害疾患の方や小児から高齢者まで幅広い対象者の生活上の困難に対応するリハビリテーション職種であり、医師・看護師などとともに国家資格に基づいた医療職になります。

当専攻の特徴として、
・国際基準にのっとった充実したカリキュラムであること(世界作業療法連盟認定校)
・きめ細やかな国試対策指導を行い、高い国試合格実績を上げていること
・積極的にアクティブ・ラーニングを取り入れ、自ら考えることのできる作業療法士の育成を目標に教育を行っている
ことが挙げられます。

「アタマ」「ココロ」「カラダ」すべての問題に対応でき、自ら考え、創造する力のある作業療法士育成を目指しています

脳血流量を測定できる機器を使用しての卒業研究など、脳科学に基づいた作業療法研究の指導、教育も行っています。

受験生へのメッセージ

専攻主任からのメッセージ

作業療法は心と体に病や障害を抱える、子どもからお年寄りまでの幅広い方を対象とした、生きていく力の回復を目指すリハビリテーションの一つです。本専攻では家族のような温かい雰囲気の中で、心と体に寄り添い、生き生きとした作業療法ができる作業療法士の育成を目指しています。2021年で開設10年目となり、国家試験は常に全国トップクラスです。そして、卒業生も200名を超えて、全国で活躍しております。高校生のみなさん、入学して充実した4年間の学生生活を送られることを心より望んでおります。

専攻主任 山路 博文教授

在校生からのメッセージ

僕は母が特別養護老人ホームの看護師だったこともあり、リハビリテーション職種を目指して入学しました。サッカーをしていたので、理学療法士にも興味はあったのですが、ものづくりが好き、という自分の興味を考えて、作業療法士を選択しました。
作業療法専攻の良さは、みんなが優しく余裕を持っていることかなと思います。先生や同級生含め、自分に合っていたと思います。
勉強面は大変ですが、自分は「せっかくやるなら楽しんでやろう」と思って取り組んでいます。興味を持って取り組めば苦になりません。また、広国は少人数制の専攻も多く、仲間ができやすいのも良いところです。一人では難しい勉強も友人・仲間と頑張ることで取り組んでいけます。作業療法学専攻を目指す高校生さんたちには、「不安なことも多いと思うけど、良い友人も作れるし、大丈夫だよ」と言ってあげたいです。

作業療法学専攻4年生 原田侑典くん

授業

作業療法学専攻では、解剖学、生理学といった基礎医学系授業に加え、作業療法学評価学、作業療法学治療学と、より作業療法を学ぶための専門科目があります。

また授業は、教員が中心に講義を行う「講義科目」以外に、演習や実習科目があり、より臨床に役立つ学修を進めています。

講義科目においても、アクティブ・ラーニングという双方向授業を積極的に取り入れ、自ら学び・考えることのできる人材の育成を目指しています。

授業紹介: 日常生活活動学  担当教員 舟木優佳

作業療法士は日常生活を支援する職業と言われます。作業療法介入の核となる「日常生活」に焦点を当て、障がいのある対象者の方の日常生活の評価法や支援方法を学ぶ授業です。

授業では座学だけではなく、自助具という生活を便利にする道具を自分たちで作ってプレゼンテーションしたり、対象者の方になりきって演技するビデオ動画を作製することで深く評価法を学んだりなど、自ら動いて学んでいく授業を行っています。

実習・演習

作業療法は、身体のみならず精神機能、認知機能、生活状況を評価し治療する職種のため、広い分野をカバーする実習・演習授業が組まれています。
学生みんなで取り組む課題も多いため、学生同士協力しながら勉強しています。

作業学実習(1年):籐細工や陶芸など、作業療法の武器となる作業について、実際に作成しながら学びます。

日常生活活動学実習(2年):日常生活の様々な活動について、自分たちの身体を使って実践的に学びます。

作発達障害作業療法学演習(3年):発達障害作業療法に使うおもちゃを自分たちで作り、プレゼンテーションを行います。

OSCE(実習前実技試験):臨床実習前には患者役の教員に対し、実際の評価手技を行います。

Fun

学生生活

作業療法学専攻3年生 半田愛純さんの場合:

山口から進学して、寮で一人暮らしをしています。寮生活は2年目になりましたが、慣れるまでは大変でした。帰るのが遅くなる日もあって、特に自炊に苦労しました。でも、寮のお友達が出来てからは、一緒にご飯を食べたり、実技練習を一緒にしたり。周りに支えてくれる人がいるというのはとても心強いです。
作業療法学専攻は優しい人が多くて、誰とでも話せます。初めは話しかけにくいと思っていた人も、話してみると良い人で。テスト前になると勉強は大変ですが、普段の授業はみんなと楽しんで受けています。
もともと中学生の頃からリハビリテーション職種に興味を持っていましたが、高校生の時、父親が脳卒中で倒れたことが進路の決め手となりました。実家に帰ると、お父さんを相手に実技練習をしています。両親は1人暮らしを心配しつつも、応援してくれています。

新入生歓迎会

新入生を歓迎するために2~4年次までの先輩たちが企画した歓迎会を行っています。学年を超えた縦のつながりを大事にしています。

スポーツ大会

学生主催にて秋にスポーツ大会を実施しています。バレーボール、野球、サッカーなど、年ごとに学生自身が種目を選び、企画・運営しています。

庭づくり

園芸療法の一環として、作業療法専攻の庭づくりに取り組んでいます。植物の成長を見守り、自然の持つ力が体感できます。季節の花々は校内の緑化にも一役買っています。

学外実習

世界作業療法士連盟認定校として、国が規定する基準の800時間を超える1000時間以上の学外臨床実習を確保しています。

1年次 地域リハビリテーション実習(5日間)

地域に根差した施設(介護老人保健施設や通所施設など)を見学、体験する実習です。5日間にわたり、異なる5か所の施設の見学を行います。実際に働く作業療法士の方と出会い、地域での作業療法士の活躍を見学する最初の学外実習です。

2年次 見学実習(2週間)

2週間同じ施設において、一人の作業療法士の先生(臨床実習指導者)に帯同し、作業療法士の仕事について見学・体験する実習です。臨床実習指導者の見守りの下、一部の業務の体験(治療道具の準備・片付け、対象者との会話、治療の手伝い)も実施することで、1年次よりも深く作業療法士の仕事を知り、体験することができます。

3年次 評価実習(4週間)

医学基礎や作業療法評価法の授業を修めた上で、実際の作業療法対象者の方を担当し、対象者の治療的問題点を評価・推論し、作業療法目標・治療プログラムの立案を行うのが3年次実習です。臨床実習指導者の指導の下、実際に一部の治療プログラムの実践することもあります。作業療法に欠かせない、臨床推論(対象者の評価)を経験する重要な実習です。実習前実技試験(OSCE)を受けて合格したのちに、臨床推論実習に行くことができます。

4年次 総合臨床実習(9週間×2回)

最終学年で行う実習は、対象者の問題点の評価・推論、目標・治療プログラム立案という3年次の課題に加え、実際に自分の考えたオリジナルの治療プログラムを実践し、その結果を考察するという総合演習となります。作業療法士として独り立ちするための最後のステップとなります。

学内実習

全ての実習前後に学内にて、実習前セミナーと実習後セミナーを受講します。実習前セミナーでは、実習の注意点の指導を受けたり、挨拶の仕方などのロールプレイを行ったり、実習に行くまでの心構えを学んでいきます。実習終了後セミナーについては、学んだことをディスカッションし、パワーポイントでまとめて発表を行うことで、各個人の学びをみんなで共有していきます。

国家試験対策

作業療法士になるためには毎年2月に行われる作業療法士国家試験に合格しなくてはいけません。
本学では2年次よりそれぞれの学習状況に合わせた国家試験に向けた対策を開始します。
3年次からは各ゼミでも全員合格を目指してお互いに助け合いながら本格的な国家試験勉強を進めていきます。
ゼミ室の壁を利用して、たくさん勉強しています!

本学の国家試験合格率(全国合格率)

2016年度96.0%(90.5%)
2017年度100%(83.9%)
2018年度97.8%(80.0%)
2019年度100%(94.2 %)
2020年度88.2%(88.8 %)
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