2022.03.16 / 地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト
大崎上島町の山尻サロンに参加しました!
3月6日(日)に大崎上島町で開催された山尻サロンに学生10名、教員1名で、昨年度に引き続きZOOMを利用し、オンラインで参加しました。島の方10名が参加してくださり、計21名で交流しました。
今回の活動では、
1,高齢者との関わりを通して島での暮らしや生活の知恵について知り、得た情報を共有し島の理解を深めることができる。
2,高齢者と積極的にコミュニケーションをとることができる。
3,高齢者が「やけど」の健康教育を通してやけどの危険を知り、やけど予防の必要性を理解できる。
の3つを目標に、「やけど」の健康教育、健康レシピ紹介、さらにプロジェクトソングである「わらって生きよう」の説明をし、サロン参加者さんと一緒に踊りました。また、山尻サロンで毎年行われている、ビンゴ大会やお誕生日会、豆まきにも参加させていただきました。
●ビンゴ大会
島の方が番号を読み上げ、事前に配布したビンゴカードの穴をあけていきました。大崎上島町の方が1年かけてビンゴの景品を準備してくださり、サロン前に直接大学まで届けてくださいました。景品は、テッシュやマスクといった日用品だけでなく、食器や小型扇風機といったものもあり、何が当たっても嬉しいものばかりでした。
景品を届けてくれたサロン代表者の方と学生
●健康教育・健康レシピの紹介
「冬に多い高齢者のやけど~その予防と対処法~」をテーマに健康教育を行いました。
おさらいクイズの場面では、参加者全員が全問正解され、理解度の高さを伺うことができました。また、事前に配布したパンフレットを食い入るように見ている姿が画面越しからでもわかり、とてもやりがいを感じました。
健康レシピでは、3月ごろから旬を迎えるひじきを使った、「さば缶とひじきの炊き込みご飯」を紹介しました。「明日の晩飯にしよう」といった参加者の声も聞こえ、嬉しかったです。
おさらいクイズの様子
●わらって生きよう
健康教育の後、参加者さんと一緒にプロジェクトソングの「わらって生きよう」を踊りました。昨年「わらって生きよう」のDVDをお送りしたこともあり、昨年以上に一緒に踊ってくださる方が多く、一体感を味わうことができました。
「わらって生きよう」を踊る学生と参加者
●お誕生日会・豆まき
3月が誕生日の方を参加者全員でお祝いしました。事前に、折り紙で作った花とメッセージカードを送り、当日は「ハッピーバースデー」や「幸せなら手をたたこう」を参加者全員で歌いました。
豆まきでは童心に帰った様子で豆を取っている様子が印象的で、直接会場に行くことはできなかったものの、楽しむことができました。
誕生日の方を参加者全員でお祝い
豆まきで童心に帰る参加者
今年度も、オンラインでの山尻サロン参加となりましたが、ホワイトボードを活用するなどして、昨年度以上に交流を深めることができました。また、画面越しでも参加者さんが楽しんでいる姿を見ることができ、私たちも楽しい時間を過ごすことができました。来年度はぜひ直接島を訪れ、山尻サロンに参加したいと思います。
フリップやホワイトボードを使ってお誕生日をお祝い
サロン参加者と記念撮影
医療栄養学科1年 柚本真実
看護学科2年 田中美桜里