現在、わたしは内科(主に循環器)、心臓血管外科で働いています。内科なので、循環器以外にも癌や肺炎など様々な患者さんが入院されています。心臓カテーテル検査や内視鏡検査といった検査入院の方もたくさんいますし、癌でターミナル期を迎える方もいます。

この病棟に入って2年目となりましたが、まだまだ分からないことが沢山あります。様々な病態の看護をしなくてはならないため、大学時代に使用した教材で勉強をしたりしています。患者さんだけではなく、家族の方の話を聞いて現在の想い、退院後の不安などの解決、家族に関わっていく事も少しずつではありますが出来るようになってきました。また、この病院は新人教育が充実しており、何でも先輩に相談できる環境がそろっていると思います。出来ない事も多く、悔しくなることも多々ありますが、先輩方や仲の良い同期に支えられながら日々頑張っています。

私は高校生で看護師になることを決めました。広島国際大学に決めた理由は、整った環境です。オープンキャンパスに参加し演習で使用する設備が他の大学と比べ、とても豊富だと感じました。また、看護師と保健師の国家資格を取得できるとあって、とても魅力を感じました。

大学に入ってから、領域別に分かれた設備を使用し病院に近い環境で学ぶことが出来ました。演習の授業では少人数のグループで演習でき、またグループワークもたくさんあり、お互いの考えを言い合えたり、楽しく演習が出来たと感じています。実習では、辛いこともたくさんあり、涙することも多くありましたが、同じ実習メンバーや先生に支えられ乗り越えることができました。

広島国際大学では有意義なキャンパスライフを送ることが出来ると思います。私は将来海外で働きたいと考えています。広島国際大学では選択の授業で国際看護を学ぶことができます。医療英語を学んだり、実際に外国の患者さんが多い病院で実習することが出来ました。選択授業であるため、ほかの分野を選ぶこともでき、大学に入ってからも幅広い分野を見て選択できる環境があります。看護師になりたいけど、どの分野でどんな看護師として働きたいかわからないと思いますが、広島国際大学で自分の道をゆっくり見つけて下さい。

看護師は人の命と向き合う仕事です。簡単な仕事ではなく、辛いことも沢山あります。しかし、それ以上にやりがいも多くあります。1つの経験として、大きな手術を受け、ICUから病棟へ戻った患者さんに「あんたの顔また見れた、わしは生きて戻って来れた」と言われた時は本当に嬉しく思いました。元気になり退院していく患者さんを見る時は本当にやりがいを感じます。

これから看護師を目指す皆さんも辛いことたくさんあると思いますが、夢に向かって一歩ずつ頑張ってください。