心理学科

客員教授

木谷 秀勝(きや ひでかつ)

「こころ」は、「からだ」と「人間関係」との相互関係から成長します。では、「こころ」は一体どこに存在するでしょうか? 皆さんと一緒に考えていきましょう。

専門領域
臨床心理学、臨床描画法、自閉スペクトラム症の地域支援
担当科目
学校臨床心理学特論、障害者(児)心理学特論、投映法特論、臨床心理査定実習Ⅰ・Ⅱ、臨床心理事例研究実習

ロボットやAIではなく、「人間」だからこそ可能な「豊かなこころの世界」は、逆に言えば「傷つきやすいこころの世界」にもなってしまいます。臨床心理学の世界は、多様な「豊かなこころの世界」の回復を援助する共同作業です。

主要業績

主な書籍
・木谷秀勝(2013):子どもの発達支援と心理アセスメント-自閉症スペクトラムの「心の世界」を理解する.金子書房.
・川上ちひろ・木谷秀勝編著(2019):発達障害のある女の子・女性の支援-「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート.金子書房.
・木谷秀勝. (2021). 余暇活動が育む「こころ」と「からだ」のバランス感覚.加藤浩平(編著).発達障害のある子の余暇支援.金子書房.
・川上ちひろ・木谷秀勝編著(2022):続・発達障害のある女の子・女性の支援-自分らしさとカモフラ―ジュの狭間を生きる.金子書房. など。

主な学会活動
社団法人日本心理臨床学会(学会誌編集委員)。日本描画テスト・描画療法学会(常任理事)。日本児童青年精神医学会、日本小児精神神経学会など。

主な資格
臨床心理士、公認心理師、認定描画療法士(日本描画テスト・描画療法学会)。

趣味、特技、好きなこと

早寝早起き

高校生へ 教員からのメッセージ

江戸時代の都都逸に「白だ、黒だとケンカはおよし。白という字も墨で書く」という作品があります。臨床心理学は、自分でも気づいていない新しい視点を発見する学問です。まずは、自分自身でも見えない「本当の自分らしさ」を見つけることから、臨床心理学はスタートします。みなさんの「本当の自分らしさ」って何ですか?

ページのトップへ戻る