心理学科

教授

赤井 俊幸(あかい としゆき)

「当たり前の心理を『当たり前』で終わらせずに、その仕組みをしっかりと考えて明らかにするのが心理学だ」という、恩師の言葉を大切にしています。

専門領域
実験心理学、心理生理学
担当科目
心理学、人間と社会b、アカデミックリテラシー、心理学実験、専門演習Ⅰ・Ⅱ、障害者心理学、社会福祉調査特論、医療統計法 など

注意を集中している時に神経系で何が起こっているのか?

「カクテル・パーティ現象」を知っていますか。多くの話声が存在しているパーティ会場で特定の話声に注意を集中すると、その話声はしっかりと認識できますが、他の話声は認識できなくなります。注意と刺激選択の基にある仕組みについて、神経系の構造と機能の観点から研究しています。

主要業績

  • ・Akai, T. (2004). Event-related brain potentials to irrelevant auditory stimuli during selective listening: Effects of channel probability. Psychophysiology, 41(2), 193-204.
  • ・赤井 俊幸 (2006). 注意研究のための簡便な触覚刺激装置-触覚における空間的ネガティブ・プライミング効果に関する予備的研究- 広島国際大学医療福祉学科紀要, 2, 51-73.
  • ・赤井 俊幸 (2009). 周波数弁別課題における空間的復帰抑制に及ぼす垂直方向サッケードの効果 広島国際大学医療福祉学科紀要, 5, 45-54.

趣味、特技、好きなこと

観劇、絵画鑑賞(近代日本画)、将棋、航空無線

高校生へ 教員からのメッセージ

実体験(日常的な対人交流や人間観察)と非実体験(本や論文、種々のコンテンツへの接触)に心理学の観点を交えることで、「世の中にはいろいろな人がいるものだな」と感心(?)することができます。

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