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災害時に取るべき行動は?看護学科生が子どもたちにレクチャー

2018年10月18日 掲載

10月13日、LCFプロジェクト(※)のメンバーで看護学科生の7人が、呉市内の小・中学生を対象に、災害時の行動について考えるイベントを実施しました。参加したのは、同市の「呉市教育会」が、毎週土曜日に実施している学習支援事業「あつまってクレ」で学ぶ子どもたち13人。積極的な姿勢でイベントに取り組んでいました。

最初に学生が持ち出したのは、よくある家庭の食卓と学校の教室を描いたイラスト。「このイラストの中で、地震が起きたときに危険な場所はどこかな?ここだと思うところに、みんなでシールを貼ってみよう!」と学生が呼び掛けると、子どもたちはワイワイと話し合いながら思い思いの場所にシールを貼っていきました。一通り貼り終わったところで、その場所がなぜ危ないのかを全員で振り返りながら、もしもの時に近寄らない方がいい場所や取るべき行動について理解を深めました。

最後はクイズ形式で、「電車やバスで地震が起こったら?」「人がたくさんいる施設ではどうする?」という質問に選択肢から選んで挙手して回答。前半の振り返りが功を奏したのか、ほとんどの子どもたちが正解していました。

 
それぞれの発想で危険な場所にシールが貼られました 「まずは身を守る行動を」と説明する学生

7月の西日本豪雨も記憶に新しい中、共助・公助に加えて、自分で自分の身を守る自助の重要性が高まっています。子どもたちが防災に目を向ける一つのきっかけになればと、今後もさまざまな取り組みを検討しています。


※LCFプロジェクト

呉市内で地域の親子向けに楽しんでもらえるイベントなどを企画・運営する学生団体。今年度から、子どもたちの学習支援をお手伝いする「教育支援隊」の活動も始めている。

広報室

 

※この記事はブログ「チャレンジプロジェクト」に掲載しています。