心理学科

ビジネス・ペット・スマホ・恋愛・SNS…

こんなコトまで心理学

買い物をする場面と心理学のつながり

1枚のシャツを買うという行動にも、心理学の視点からみると、消費者心理学、社会心理学、認知心理学などたくさんの心理学が関わっています。

買う側の心理

「ちょっと高いな、もっと安くならないかな?」「今の季節に合っているかな?」「クラブでお揃いのシャツを作ったら団結するかな?」など。

売る側の心理

「新製品を知ってもらうにはどうしたらいいかな?」「若者に大人気!とキャッチフレーズをつけたら売れるようになるかな?」「リピートしてもらうための接客はどうすればいいかな?」など。

スポーツチームの運営と心理学のつながり

みなさんは応援しているスポーツチームはありますか? 心理学はスポーツチームを支える上でとても大切です。選手やチームを支えるためには、スポーツ心理学や健康心理学が関わっています。また、チームの経営を支えるためにも、心理学の知見が活かされています。

選手やチームを支えるために

「チームのモチベーションを上げるには?」「選手の心身の健康をサポートするには?」「選手の集中力を高めるためには?」など。

チームの経営を支えるために

「たくさんの観客に来てもらうためには?」「地域から愛されるチームを作るには?」「ファンを増やすには?」など。

採用の場面と心理学のつながり

大学を卒業したらみなさんも社会に出ていく人も多いと思います。そこで気になるのが就職活動。誰でも一度は悩む「働くこと」には社会心理学、産業・組織心理学などの心理学が関わっています。

雇う側の心理

「部活のキャプテンをしているからリーダーシップがある人かな?」「うちの会社に合っている人かな?」「どんな経験をした人かな?」など。

求職者の心理

「この会社は自分のやりたいことができそうかな?」「この会社の雰囲気は自分に合っていそうだな?」「悪い印象を与えていないかな?」など。

スマホの使いすぎはダメなの?

スマホは便利ですし、気がついたらゲームを何時間もしていた! なんてこともあるかもしれませんね。しかし、スマホの使いすぎは心や身体の健康、睡眠や学習に悪い影響を与えます。「使いすぎはわかってる!でもやめられない!」となるとそれは依存状態かもしれません。手助けが必要な状態かもしれませんよ…。
1日何時間まで!と決めたり、最近は何に使用したか分かる機能もあるので、うまく利用して正しく使いましょう。

緊張を抑える方法

発表や試験のような、ここ一番という場面で緊張を抑えようとしたのに,逆に余計に緊張してしまうという経験がありませんか?心理学では,これを「抑制の逆説的効果」と呼びます。緊張やさまざまなこころの反応を抑えようと頑張ると,むしろ増えることがあります。意外かもしれませんが対処方法としては「緊張を抑えることを諦める」ことがポイントになります。
ままならない緊張を抑えることはさておき、発表で伝えたい内容をしっかり伝えきる、試験で自分のベストを尽くすことだけに集中、といった自分が大事にしていることに没頭することが突破口になります。

恋愛のスタートは勘違い?

恋愛に関する心理学で有名な「吊り橋実験」があります。不安定な吊り橋を渡ってきた男性に女性が声をかけると、頑丈な橋を渡った後と比べて、後日、その女性に電話をかけた割合が多いというものです。これは、吊り橋を渡ったときに感じた恐怖による自分の体の反応(ドキドキ)を、「吊り橋」のせいではなく「異性」に置き換えているからです。このように恋愛は時に「勘違い」で始まることがあります。機会あれば吊り橋デートなどいかがですか?

ネットの炎上はなぜ起こる?

インターネットの世界ではなぜ「炎上」が起こりやすいのでしょうか。
それは情報を発信する環境の「匿名性」からです。記事を投稿する人は「どうせバレないだろう」という軽い気持ちで投稿します。これは「自分がやったとはバレない」という思い込みによるもの。批判コメントを書く人は「悪い奴を懲らしめよう」という正義感で批判を書きます。匿名の場合この正義感が強く現れることがあります。またコメント機能で他の人のコメントが見れると、「自分と同じように批判的な考えの人がいる」とみなし、自分の行動を正当化して批判コメントをさらに書き込むようになります。そのことが結果として「炎上」に結びつくのです。

SNSの「いいね!」が欲しいのはナゼ?

人は基本的に、自分のことを良く捉えたいという動機をもっています。これを「自己高揚動機」といいます。この自己高揚動機を充たすために、人から褒められたいと思うわけです。近年急速に発達したSNSは気軽に人と人のつながりを「見える化」できるツールです。自分の考えや行動に「いいね!」がつくことは、実際に他者から「褒められる」ことと同様の意味を持ちます。その数が簡単に見えるので、「いいね!」をどんどん求めて、写真やコメントをもっとアップしようとします。一方その数が見えるので、別にアップした記事で「いいね!」の数が少なかったりすると、へこんでしまいます。

テスト前に寝ずに勉強すれば大丈夫?

寝る前までに覚えた、知識や体の動きは、睡眠中に記憶、整理されています。勉強後は、しっかり睡眠をとり、必要な記憶を脳に刻みこむことが大事です。睡眠の不足や悪化は、注意、ひらめき、判断、感情コントロール等の脳機能を低下させ、テスト中のパフォーマンスも下げてしまいます。睡眠は、能力のフル発揮にとても大切なのです。
薬に頼らず、睡眠を改善する方法があります。
それは、心理療法の一つである「不眠の認知行動療法」や「生活リズム健康法」です。
あなたも睡眠を改善して、勉強やスポーツの向上に役立ててみませんか?

心理学でペットのしつけもできる?

ペットのトレーナーはペットと飼い主がよりよく暮らしていけるように、お散歩・トイレ・お留守番など、人と暮らしていくためのマナーを教えていきます。
そのペットトレーナーが現場で使っている訓練方法のほとんどは、学習心理学で長く研究されてきた効率的な訓練方法である「オペラント条件づけ」という手続きを応用したものです。
心理学を勉強すると人や動物の行動を紐解くことができます。あなたのお家のペットもあなた自身がしつけができるようになるかもしれません。

アロマで心を整えることはできる?

気分が落ち着くとか、よく眠れるようになると宣伝されているアロマオイルのほとんどは、実はその効果の科学的検証や心理学的検証が十分に行われていません。
心理学科に入り、あなた自身がその効果を実験的に検証してみてください。大発見があるかもしれませんよ。

日常にある、あんなことや、こんなことが実は“心理学”と深くかかわっています。
心理学を学ぶことで、“自分をもっとよく知る”、“ストレスをコントロールする”、“人の行動を予測する”など人生をより豊かにすることができます。

ヒロコクの心理学では、臨床心理学系から医療・健康・福祉系、産業・社会系、コミュニケーションまで幅広く心理学を学ぶことができます。

さらに心理学科のある健康科学部では、他学科の授業を履修することができるので「心理×〇〇」のコラボレーションが実現できます。
心理の知見をベースにしたあなたのひらめきが仕事や社会に活かせるかもしれません。

あなたのその「ナゼ?」からはじまる“心理学”への興味を、ヒロコクでひろげてみませんか?

詳しくは心理学科のホームページへ

幅広く学べる、それがヒロコクの心理学科

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