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障害者スポーツの普及や啓発を主な目的に活動しているアダプテッドスポーツクラブ(ASC)に、「広島県車いすテニス協会」から、感謝状が贈られました。同協会は、毎年、広島で開催されている車椅子テニスの国際大会「Peace Cup」の主催団体です。クラブのメンバーが、今年で開催30回目を迎えた同大会に4年連続でボランティアスタッフとして参加し、大会の運営補助に尽力した実績が評価されました。
同大会にボランティアスタッフとして参加したのは、前部長の小西樹さん(義肢装具学専攻4年)が1年生のときに、ASCの練習会を通して知り合った車いすテニス選手から紹介されたことがきっかけでした。小西さんらメンバーは毎年の参加を通じて、大会運営のノウハウや車椅子の仕組みなどを学ぶとともに、交流の輪が広がったと言います。時には選手のつてで、使われなくなった車椅子を譲り受けることも。「身体の機能に合わせて車椅子の構造が変わるので、自分たちにとっては教材になりました」と振り返ります。
小西さんは、
「選手の皆さんと交流することで、ASCの活動が活性化してきました。自分が卒業しても、継続してかかわりを持ってほしいです」
と後輩たちの今後の活動に期待を寄せます。
広報室