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フレイルは、「健康」と「要介護」の間の状態を表します。多くの人がフレイルの段階を経て要介護状態になるといわれています。
フレイル予防に取り組むことで、社会を元気に。
フレイル予防プロジェクトのメンバーである、徳森准教授は、「平均寿命の内、要介護状態となる期間の平均は男性で8~9年、女性で12年と言われています。運動など生活習慣の改善に取り組み健康な状態でいることが大切。また、単に心身の健康だけなく、年齢を重ねても社会とのつながり維持することも重要。」と話します。
健康な人が一人でも多く、社会で活動することは、社会の元気を維持・活性化することに繋がります。そのため、予防も高齢期を迎えるより前に始めることが重要です。
「運動」「栄養」「睡眠」「笑顔」で活力を。
予防のポイントでは、「運動」「栄養」「睡眠」「口腔機能」「社会参加」「睡眠」と様々な要素があります。
睡眠不良が健康への不安やうつと関係していることや、1日1回笑う機会がある人は健康への不安が少ないことなど様々なことが分かっています。
しっかり食べて、体を動かし、笑って、寝る。活力ある生活を日々送ることが、予防・改善に繋がって行きます。
学部横断でフレイル予防に取り組む。
本学では、このフレイル予防プロジェクトに様々な学部の教員が関わっています。健康・医療・福祉の大学として、専門教員の知識が日常生活に活かされるよう取り組んで行きます。
活動に取り組む徳森准教授