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12月4日(水)、「吹き戻し×AR技術 嚥下リハビリゲームピロピロParty体験会、楽しみながら口腔機能と脳を活性化」が松ヶ丘サロンで開催され、言語聴覚療法学専攻の学生と教員が約20名の参加者の体験サポートを行いました。
同ゲームは、言語聴覚療法学専攻の福岡達之准教授のゼミ生と健康・暮らし・介護をサポートするルピナス(代表取締役社長:山本直愛)が共同開発したもので、日本の伝統玩具の「吹き戻し」と現代の「ARゲーム」を融合した商品です。
ゲームの音楽に合わせて画面上を流れてくるイラストを吹き当てたり、息を吹き込み続ける事で高得点を狙える仕組みになっていたりなど、ゲームを楽しみながら口腔機能の向上と脳の活性化が期待できます。
参加者からは、「コツをつかむまでは点数をとるのが難しい」、「長く吹き続けるのに腹筋の力が必要」、「たくさん息を吸うので、肺活量のトレーニングになっている実感がある」などの声があがりました。
最初は戸惑っていた参加者も、学生たちのサポートにより得点が上がると拍手が起こる場面もあり、盛り上がりを見せました。
今後は継続して試用してもらい、本ゲームによる呼吸や嚥下機能の変化について検証する予定です。
本学は今後も様々な社会貢献の取り組みを通じて、学生や教職員が地域の活性化に貢献してまいります。