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タイトル:Physical functions and nutritional status are influenced by the readmission period in patients with heart failure: A scoping review
掲載誌:Journal of Cardiology
著者:Kotaro Tamura, Takuya Umehara, Toru Kimura, Tomoya Miyamaru, Nobuhiro Kito
論文の概要:本研究の目的は、心不全患者における退院時の栄養状態や身体機能が再入院に与える影響を、再入院の時期別に検討することとした。本研究のデザインは、スコーピングレビューとした。2024年5月21日に本研究の対象となる観察研究を包括的に検索した。検索の結果、対象論文の総数は、最終的には、12編の論文が採用された。再入院時期は、退院後1ヶ月以内、1ヶ月から3ヶ月、3ヶ月から6ヶ月、6ヶ月から1年と1年以上の5時期に分類した。再入院に影響した因子は、3ヶ月から1年以上の期間の再入院で低栄養、3ヶ月から1年までの期間の再入院で低筋力、6ヶ月から1年以上の期間で低運動耐容能が有意に影響することが認められた。本研究の結果より、低栄養は、3ヶ月から1年以上の期間、すなわち期間を問わず広範囲の期間にわたり影響を与える可能性があることが示唆された。さらに、低筋力は、1年以内の中短期の再入院の影響因子であり、低運動耐容能は、6ヶ月以降の中長期の再入院の影響因子である可能性が示唆された。
